【J1 第22節】G大阪 VS 神戸 @パナスタ
今節は前節のAFCアジアチャンピオンズリーグからの再開戦から中3日での試合になります。
今シーズン開幕戦では敗れた神戸をホームに迎え、連勝を目指します。
神戸は古橋がセルティックへの移籍でチームを離れ、小さくない穴ができているはずです。
ガンバとしては確実に得点力は落ちるであろう神戸に対して、失点を少なく抑えられるか、先制点を奪取できるかが勝ち点3へのポイントとなる試合になりそうです。
リーグ戦ではここ4試合負けていませんが、リーグ戦に置いて上位のチームとは当たっていないので、3位の神戸相手にどのような闘いを披露できるか注目です!
・徳島戦から中3日での試合。コンディションはどうなのか![spbr]
・開幕戦で敗れた相手に対してリベンジなるか!spbr]
・ガンバは上位のチーム相手にどのような闘いができるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第22節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 神戸 |
1 | 2 | |
スコアラー | ||
パトリック | 19分 | |
27分 | ドウグラス | |
31分 | 田中 順也 | |
スタッツ | ||
44% | 支配率 | 56% |
13(4) | シュート | 8(5) |
13 | FK | 11 |
7 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | 神戸 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 32 | 廣永 遼太郎 |
DF | 5 | 三浦 弦太 | DF | 4 | 小林 友希 |
13 | 菅沼 駿哉 | 17 | 菊池 流帆 | ||
19 | キム ヨングォン | 19 | 初瀬 亮 | ||
MF | 6 | チュ セジョン | 24 | 酒井 高徳 | |
8 | 小野瀬 康介 | MF | 5 | 山口 蛍 | |
17 | 奥野 耕平 | 6 | セルジ サンペール | ||
20 | 一美 和成 | 7 | 郷家 友太 | ||
24 | 黒川 圭介 | 31 | 中坂 勇哉 | ||
28 | ウェリントン シウバ | FW | 21 | 田中 順也 | |
FW | 18 | パトリック | 49 | ドウグラス | |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 30 | 伊藤 元太 |
DF | 3 | 昌子 源 | DF |
4 | トーマス フェルマーレン |
MF | 10 | 倉田 秋 | 23 | 山川 哲史 | |
21 | 矢島 慎也 | MF | 20 | 井上 潮音 | |
29 | 山本 悠樹 | 22 | 佐々木 大樹 | ||
9 | レアンドロ ペレイラ | 37 | 増山 朝陽 | ||
FW | 39 | 宇佐美 貴史 | FW | 9 | 藤本 憲明 |
選手交代 | |||||
59分 | 一美⇔宇佐美 | 67分 | 田中⇔藤本 | ||
74分 | 奥野⇔倉田 | 67分 | 中坂⇔井上 | ||
74分 | セジョン⇔山本 | 79分 | ドウグラス⇔フェルマーレン | ||
79分 | ウェリントン⇔ペレイラ | 79分 | 郷家⇔増山 | ||
79分 | 三浦⇔矢島 | 89分 | サンペール⇔山川 | ||
警告 | |||||
52分 | ウェリントン シウバ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 三浦 淳寛 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4998人 |
天候/気温/湿度 | 晴/31℃/49% |
主審 | 飯田 淳平 |
副審 | 越智 新次、熊谷 幸剛 |
第4審判 | 岡 宏道 |
VAR | 池内 明彦 |
AVAR | 大塚 晴弘 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバは先発フォーメーションは3-4-2-1のままで、メンバーを前節の福岡戦から6人入れ替えて、神戸に挑みました。
神戸はイニエスタ選手は不在で、移籍した古橋選手が抜けたFWにはガンバ戦で得点を決めている田中 順也選手を起用してきました。
そんな中キックオフした試合はお互いプレスを強めにかける展開でスタート!
19分にはガンバが先制に成功。
奥野選手から左サイドに開いたウェリントン シウバ選手に展開すると、ウェリントン シウバ選手がタメを作り、絶妙なタイミングでクロスを上げると、パトリック選手が中で合わせて、先制ゴールをゲットしました!
これでパトリック選手は前節の福岡戦に続いて、2試合連続のゴールとなりました!
しかし、ガンバはリードを守ることはできず、27分にガンバアカデミー出身の初瀬選手の左CKからドウグラス選手にヘディングで合わせられ、失点してしまいます。
同点に追いつかれたガンバは30分に黒川選手が左からのクロスをあげ、ゴール前混戦の中でウェリントン シウバ選手が拾ったボールを、小野瀬選手が受け取りシュートを放ちますが、相手GKに防がれてしまいます。
神戸を突き放すゴールを決められなかったガンバは直後の31分に逆転ゴールを許してしまいます。
サンペール選手からの大きな右サイドへのパスを受け取った酒井選手が右サイドで仕掛け、黒川選手との一対一を制しクロスを上げると、中で田中選手に合わせられ、失点します。
逆転をして、勢いに乗った神戸は前半ロスタイムには初瀬選手からのクロスを拾ったドウグラス選手が身体を捻ったシュートは枠に飛びましたが、東口選手が横っ飛びでセーブし、追加点は許さず、前半を終えました。
1-2でリードを許したガンバは55分に相手ゴールを脅かします!
ヨングォン選手がクロスを上げると神戸DFにクリアされるも、そのボールを奥野選手がヘディングで跳ね返す!
跳ね返ってきたボールを神戸DFの小林選手がクリアを試みるも、ボールは枠内に飛び、あわやオウンゴールになりかけたものの、廣永選手がかき出してガンバの同点ゴールにはなりませんでした。
両チームGKの奮闘が目立つ展開となったガンバは59分に宇佐美選手、74分には倉田選手と山本選手を投入。
それでも打開できずにいると、79分にはレアンドロ ペレイラ選手と矢島選手を投入し、システムを4-4-2に変更します。
それを見た神戸はすかさず、フェルマーレン選手を投入し、3バックへスイッチし、逃げ切りを図ってきます。
お互いシステムを変更後にガンバはビッグチャンスを得ます!
84分、矢島選手の浮き球パスを受け取ったパトリック選手はコントロールから左足でシュートを放つと、バー直撃。
アディショナルタイムには黒川選手のロングスローの流れから、宇佐美選手がコントロールし、右足を振り抜くもゴール右に外れてしまい、タイムアップ。
神戸に敗れ、連勝とはなりませんでした。
ウェリントン シウバ選手起用について
今節の試合では、前半の早い時間に先制点を奪取できました。
先制点をアシストしたウェリントン シウバ選手は降格圏に沈むガンバにとって、キーマンになってくるプレーを披露してくれました。
アジアチャンピオンズリーグでも出番を与えられた時には結果やインパクトを残してくれましたし、ガンバにフィットしてきている印象を持てます。
この試合では左のシャドーで先発しましたが、左サイドで起点を作り、ドリブルやパスで相手DFの脅威になっていたと思います。
パトリック選手にも絶妙なクロスでアシストをマークしましたし、本人にとっても自信になったのではないでしょうか。
これからもっと先発で見たい選手です!
試合展開について
試合展開的にはすごく勿体無い試合運びになってしまいました。
せっかく良い形で早い時間に先制点を決めることが出来たのに、すぐに追いつかれ、その勢いで逆転した神戸に追いつくことが出来ずタイムアップ。
得点が生まれた直後の時間は「大事にしろ!」とか「集中しろ!」など、よく言われますが、それがまさしく当てはまる試合だったのではないかなと思います。
そこがガンバにとってパトリック選手の先制点から、よくない方向で得点が生まれてしまいました。
今のガンバ大阪は2点も3点もJリーグで得点を残念ながら重ねることは出来ていません。
だからこそ、この逆転負けは同じことを繰り返さないためにも教訓にしてほしいと思います。
Next Match に向けて
今節は残念ながら敗れてしまいましたが、ガンバの過密で組まれている次の試合はすぐにやってきます。
対戦相手は常勝鹿島をホームに迎えます。
昨シーズンはホームでの試合は勝ちましたが、ここ最近は引き分けも多い相手です。
対鹿島戦連勝とし、降格圏脱出を早めにしたいところです。
これまでのマッチレビュー
【J1 第21節】福岡 VS G大阪 @ベススタ
AFCアジアチャンピオンズリーグに参戦し、残念ながら日本勢唯一のグループリーグ敗退となってしまったガンバは約1ヶ月ぶりのリーグ戦で福岡に挑みます。
ガンバがウズベキスタンでAFCアジアチャンピオンズリーグに参加している間に、他のチームの試合が進んだのもあり現在19位に沈んでいます。
何がなんでもアジアでの悔しい経験を活かして勝ち点を積み上げて、早めに降格圏を抜け出したいところです。
今節の相手である福岡とは、今シーズン既に行われたホームでの試合はスコアレスドローに終わっているので、アウェイの地ではゴールが生まれるか注目です。
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第21節 | ||
ベスト電器スタジアム | ||
福岡 | VS | G大阪 |
0 | 1 | |
スコアラー | ||
85分 | パトリック | |
スタッツ | ||
43% | 支配率 | 57% |
19(5) | シュート | 9(4) |
8 | FK | 15 |
6 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
福岡 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 31 | 村上 昌謙 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
2 | 湯澤 聖人 | DF | 3 | 昌子 源 |
13 | 志知 孝明 | 5 | 三浦 弦太 | ||
33 | ドウグラス グローリ | 19 | キム ヨングォン | ||
39 | 奈良 竜樹 | MF | 8 | 小野瀬 康介 | |
MF |
6 | 前 寛之 | 10 | 倉田 秋 | |
7 | 重廣 卓也 | 21 | 矢島 慎也 | ||
14 | ジョルディ クルークス | 24 | 黒川 圭介 | ||
16 | 石津 大介 | 29 | 山本 悠樹 | ||
FW | 9 | フアンマ デルガド | 39 | 宇佐美 貴史 | |
11 | 山岸 祐也 | FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | |
リザーブ | |||||
GK | 41 | 永石 拓海 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 5 | 宮 大樹 | DF |
13 | 菅沼 駿哉 |
22 | 輪湖 直樹 | MF | 17 | 奥野 耕平 | |
MF | 25 | 北島 祐二 | 28 | ウェリントン シウバ | |
37 | 金森 健志 | 34 | 川﨑 修平 | ||
FW | 10 | 城後 寿 | FW | 18 | パトリック |
30 | ジョン マリ | 20 | 一美 和成 | ||
選手交代 | |||||
67分 | 石津⇔金森 | 68分 | 宇佐美⇔ウェリントン | ||
82分 | クルークス⇔マリ | 78分 | 倉田⇔奥野 | ||
78分 | ペレイラ⇔パトリック | ||||
78分 | 矢島⇔一美 | ||||
警告 | |||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
長谷部 茂利 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | ベスト電器スタジアム |
入場者数 | 6591人 |
天候/気温/湿度 | 晴/27.7℃/70% |
主審 | 福島 孝一郎 |
副審 | 大塚 晴弘、塚越 由貴 |
第4審判 | 和角 敏之 |
VAR | 谷本 涼 |
AVAR | 岡野 宇広 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバにとって注目のリーグ戦再開試合は、ACLでも主に用いていた3バックでスタート。
この試合では倉田選手は山本選手とボランチを組み、矢島選手はACLでも起用されていたシャドーに入りました。
ワントップには、レアンドロ ペレイラ選手が入り、得点のチャンスを伺います。
前半からガンバはボールを持てる時間はあるものの、福岡にゴール前まで攻められるシーンもあり、3バックが中心となり集中して守ります。
攻撃時は宇佐美選手が相手DFの間で前を向いてボールを持ち、怖さを与えながらプレーし、倉田選手と山本選手もボランチの位置から飛び出したり、巧みなパスワークで攻め込みます。
その宇佐美選手は前半惜しいシュートを2本放ちます。
29分に距離は少しありましたが、中央やや左の位置からのFKのチャンスを得ました。
キッカーを務めた宇佐美選手は右足を振り抜き、相手GKの前でワンバウンドしたボールは枠内に飛びますが、ファインセーブにあい、ゴールはなりませんでした。
続くチャンスは43分。ゴール前の混戦で山本選手が蹴ったボールが跳ね返り、その浮き球に反応した宇佐美選手が綺麗にミートさせたシュートを放ちますが、惜しくもゴール左に外れてしまいます。
非常にキレが良いことを感じさせてくれるシーンは多かったので、どちらかだけでも入っていればと思わされるシーンでした!
前半はこのままお互いゴールが決まらず、スコアレスで折り返しました。
ハーフタイムでの交代は両チームなく、前半のメンバーのまま後半に入ると、立ち上がりにガンバにとってヒヤッとするシーンがありました。
相手右サイドのクルークス選手にボールが展開され、得意の左足で鋭いクロスを上げられ、中で構えていたファンマ選手に合わせられますが、東口選手がファインセーブを披露し、失点は免れます。
ガンバも矢島選手のターンで敵を剥がしたり、小野瀬選手の右サイドから攻めるシーンはありましたが、福岡にシュートまで持ち込まれるシーンが続きます。
すると67分に石津選手から金森選手に交代直後、ゴールネットを揺らされてしまいます。
相手左サイドでボールを握られると、ツートップの一角に入っていた山岸選手にボールが入り、ファンマ選手とのワンツーでゴール前に侵入され、シュートを放たれると東口選手も止められず、ゴールを許してしまいました。
しかし、ガンバにとっては幸運なことにVARの結果、山岸選手にハンドがあったと判定され、ゴールは取り消しになります。
救われたガンバは68分に宇佐美選手に代えウェリントン シウバ選手を投入し、78分には一気に3枚替えで、奥野選手、パトリック選手、一美選手が入り、先制点を目指します。
対する福岡もクルークス選手に代え、ジョンマリ選手を投入して、ガンバDFに恐怖を与えてきます。
攻撃的なカードを切った両チーム、試合はどちらに転んでもおかしくないオープンな展開になってきたところで、先制点はガンバに生まれました!
ウェリントン シウバ選手が左サイドからパトリック選手にボールを当てると、一旦山本選手に落とし、奥野選手に預けます。
奥野選手は黒川選手とのパス交換した後にクロスをあげると、相手DFの頭には当たりましたが、そのボールをパトリック選手が頭で合わせて、ゴールネットを揺らします!
パトリック選手が途中出場で大きすぎる先制点をもぎ取ってくれました!
先制点後は福岡の猛攻を受け、危ないシーンも多く作られてしまいます。
ガンバもチャンスとみるやカウンターで追加点を狙うシーンもありましたが、両チーム共にゴールは生まれず、再開後の試合をガンバは1-0で勝ち点3を手にしました!
パトリック選手の決勝ゴールについて
パトリック選手は今節の試合で78分に入り、85分にゴールを決めてくれました!
後ろからくるボールで簡単ではないですが、ワンチャンスを見事に物にしてくれました。
過密日程で今節みたいにスタメンで出られない試合もこれからあるはずですが、少ない時間でもゴールを決めて結果を残してくれるのは松波監督にとって頼もしいはずです。
インタビューでも日本語で答えようとしてくれるのは好感しかないのでこれからも聞きたいですね!
パトリック選手ナイスゴールでした!
真ん中の4枚の組み合わせについて
今節はダブルボランチに倉田選手と山本選手。
シャドーの位置に宇佐美選手と矢島選手がスタートで入りました。
試合前の時点で倉田選手と矢島選手の位置が逆と予想した人も多かったと思いますが、個人的にはすごく良かったと感じています。
倉田選手はハードワークもするし、山本選手はACLの時よりも上手くボールを散らし、中盤をコントロールしてくれたと思います。
宇佐美選手は特に前半惜しいシュートやゲームメイクをしてくれていて、矢島選手も間でボールを受けてターンして攻撃につなげてくれました。
強いていえば、サイドにボールが出た時のフォローの仕方が課題ではないでしょうか?
もらう位置が重なったり、クロスをあげるしか選択肢がなくなって勿体無いシーンが散見されるので、改善できれば得点の確率も上がってくると個人的には思います。
途中から出てきたウェリントン シウバ選手、一美選手、奥野選手も先発メンバーと違う、自分の色を出しながらのプレーで攻守に貢献していけているので、皆んなが戦力としてこれからの過密日程を勝ちながら乗り越えていければと思います。
Next Match に向けて
ACLの中断からの再開試合の1発目で戦った福岡戦は物凄く苦しい展開でしたが、何とか勝ち点3を持ち帰ることができました。
しかし喜びも束の間で、これから中2日や3日での試合が続きます。
怪我などで離脱してしまっている選手もいますが、今いるメンバーで戦うしかないので、今節勝てたことを次に繋げて、勢いを殺さずに行っていければと思います。
次の相手は中3日で迎えるホーム神戸戦。7月17日の試合終了時点では3位に位置する好調な相手です。
古橋選手がセルティック移籍が決定し、戦力ダウンしていることは間違い無いですが、タレント揃いのチームなので苦戦は間違いなしです。
今シーズン開幕戦ではその古橋選手に決勝ゴールを許し、敗れているので、リベンジを果たし、早めに降格圏を抜け出せることに期待しましょう!
【左利きサッカー選手】現役J1で”ベストイレブン”を作ってみた!
左利きに憧れる…!!
そのように私の妻はいつも言っているのです。
私は学生時代サッカーを14年やっていたのですが、左利きでプレーをしていたので少し誇らしい気持ちです(笑)
そんな私は、サッカー観戦時に選手の利き足が物凄く気になってしまいます。
と言うことで、2021シーズンにJ1の所属チームに在籍している選手で、個人的な『レフティ縛りのベストイレブン』を組んでみました。
ベストイレブンにありがちな選手のバランスは多少悪くなっていますが、現在も活躍されている選手を中心に選出しました。(個人的なアイドル枠もいますがご了承ください…笑)
システムは『4-3-3』で組みました!
GK(ゴールキーパー)
西川 周作 選手【浦和レッズ】
- 浦和レッズ
- 1986年6月18日
- 183cm/81kg
日本代表にも度々選出されている左利きのGKです。
183cm/81kgとGKとしては恵まれた体格ではありませんが、セービングはもちろん、左足から放たれる高精度なキックはずば抜けています。
先日の鹿島戦で解説をした戸田和幸さんからは、『これが蹴れるのはエデルソン(マンチェスター シティ)か西川周作しかいない』と名言が生まれるほど…!
FKも蹴れるほどの精度で対戦相手からしたら、一気に西川選手のキックで攻守逆転してしまうので気が抜けませんね。
西川選手は4月18日のセレッソ大阪戦ではJ1通算500試合を達成しました。ここ数試合は先発外れているようですが、どこまで伸ばせるか注目です。
DF(ディフェンダー)
小川 諒也 選手【FC東京】
- FC東京
- 1996年11月24日
- 183cm/78kg
2021年3月25日に韓国代表戦で日本代表戦でデビューを飾った勢いのある選手です。
個人的には流通経済大学附属柏高校時代の選手権でのプレーはよく覚えています。
プロ入り後は現在も所属するFC東京に入団しましたが、チームには太田 宏介 選手が立ちはだかり、なかなか出番がありませんでした。
しかし、2019年にはレギュラーを奪い、今や欠かせない存在に成長しました。
チームではセットプレーのキッカーを任されるほどの精度を誇り、183cmと恵まれているので守備でも高さや対人の強さで貢献します。
トーマス フェルマーレン選手【ヴィッセル神戸】
- ヴィッセル神戸
- 1985年11月14日
- 183cm/75kg
アヤックス、アーセナル、バルセロナなど世界的強豪を渡り抜いたCBを無視するわけにはいきません!!
今でも現役のベルギー代表でEURO2020の本大会にもメンバー入りするほどの真の実力者です。
全盛期の時は怪我が多かったイメージもありますが、出場した際はハイパフォーマンスを披露している試合もよく見ましたね。
日本に来ると聞いた時はビックリしましたが、2019年から神戸の最終ラインを統率しています。
今シーズンの5月15日のセレッソ大阪戦では後半ロスタイムにパワフルなシュートを打ち込んでJ1初ゴールをマークしています。
キム ヨングォン 選手【ガンバ大阪】
- ガンバ大阪
- 1990年2月27日
- 187cm/75kg
忘れちゃあいけません!我がガンバに欠かせない鉄壁CB!
現役の韓国代表で元キャプテンのCBで、ワールドカップも2度経験するなど、経験豊富な選手です。
DFラインからの組み立てにも積極的に貢献し、本業の守備でもクレバーなプレーで相手の攻撃を摘み取ります。昨シーズンは本当に変えの効かない選手でした。
今シーズン序盤は怪我で長い期間離脱していましたが、ようやく復帰して高パフォーマンスを披露してくれています。
ガンバの逆襲には不可欠な選手です!
しかし、忖度なしにすごくいい選手なのに、あまり評価されていない気がします…。(もっと評価してもらいたいです。)
余談ですが、ヨングォンのお子様二人が可愛すぎて癒されるのでインスタもぜひチェックしてほしいと妻が言っています(笑)愛妻家なところも素敵…
登里 享平 選手【川崎フロンターレ】
- 川崎フロンターレ
- 1990年11月13日
- 168cm/68kg
王者川﨑一筋のムードメーカーです。
2021シーズン前のデジッちは本当に面白かったです。
長年、車屋選手とのレギュラー争いに後手を踏んでいた印象ですが、今では完全にレギュラーを掴み取り、DFラインから攻撃を組み立てます。
日本代表経験はありませんが、日本を代表するサイドバックで間違い無いでしょう。
MF(ミッドフィルダー)
扇原 貴宏 選手【横浜F・マリノス】
- 横浜F・マリノス
- 1991年10月5日
- 185cm/74kg
マリノスを支える中盤の要の選手です。
巧みなゲームメイクで攻撃的なチームの試合を組み立てます。
ロンドンオリンピックでは中心として4位に貢献してからは伸び悩んでいた印象でしたが、マリノスに来てから、一気に成長した印象があります。
マリノス浮上には欠かせない存在です。
中村 俊輔 選手【横浜FC】
- 横浜FC
- 1978年6月24日
- 178cm/71kg
サッカーを知らない人でも耳にしたことがあるでしょう。
日本が誇るレフティーとして入れなければならないと思い、アイドル枠で選出してしまいました。笑
長年日本代表では10番としてチームを引っ張り、セルティックでは世界へ存在を知らしめる活躍をした日本サッカーのレジェンドです。
今でも、マンチェスターユナイテッド戦のFKやスコットランド内のライバルであるレンジャーズ戦のスーパーゴールは思い出すだけでも鳥肌が立ちます。
今季から横浜FCでも10番を背負いますが、なかなか出番がないみたいです。もう一花咲かせてもらいたいです!
家長 昭博 選手【川崎フロンターレ】
- 川崎フロンターレ
- 1986年6月13日
- 173cm/70kg
川崎の命運を最も握っていると言っても過言ではないでしょう!
抜群のキープ力、ゲームメイク、左足の精度、どれをとってもJリーグトップクラスです。
何でもできてしまう選手でなので、ボールが収まってしまうと、相手は脅威でしかないでしょう。
様々なチームを渡り歩きましたが、川崎に入団すると完全にフィット。2018年には最優秀選手賞を受賞するなど、チームタイトルだけではなく、個人タイトルにも恵まれています。
個人的にはガンバを好きになったきっかけの選手の一人なので、寂しい気持ちはありますが、川崎で活躍されているのは嬉しい気持ちもあり、複雑な心情です…
FW(フォワード)
マテウス選手【名古屋グランパス】
- 名古屋グランパス
- 1994年9月11日
- 167cm/69kg
名古屋のサイドで、一際存在感を放つ強力助っ人です。
マリノスでは優勝に貢献し、名古屋へ復帰後も中心選手として引っ張っています。
馬力のあるドリブルや高精度の左足を駆使し、相手DFを混乱させるプレーは味方からしたら頼もしいでしょう。
名古屋の命運を握る選手の一人と言っても過言ではないでしょう。
ユンカー【浦和レッズ】
- 浦和レッズ
- 1994年3月5日
- 186cm/73kg
今シーズン途中に加入したノルウェーリーグ得点王経験者の助っ人です。
加入後はJリーグで得点を連発していて、既に大物感が漂っています。
ルックスも整っていて、女性ファンも増えてくるのでは無いでしょうか。(妻は小さい頃ベッカムのポスターを貼るくらい好きで、やはりユンカーもかっこいいと言っています。顔の好みがわかりやすい😂)
入団会見の際に強みをペナルティエリア内のポジショニングと語っています。
実際得点シーンを見ても、ポジショニングや動き直しなどで得点を奪ってもいるので、相手DFからしたら脅威でしかないでしょう。
坂元 達裕 選手【セレッソ大阪】
- セレッソ大阪
- 1996年10月22日
- 170cm/63kg
昨シーズンにブレイクを果たし、6月7日のタジキスタン戦でA代表デビューを飾りました。
山形から加入した昨季に右サイドからのカットインを武器に、正確な左足を駆使して非常に上手い選手だなと感じます。
献身的なプレーもするのでこのまま伸びていくと驚異的な選手になるかもしれません。
清武選手など先輩の選手に良い見本がいるので、これからも順調に成長してもらいたいですね。
まとめ
いかがでしょうか。バランスよく色々なチームから選出しました。
偏りが生まれてしまっていますが、もしこのチーム作れれば意外と勝てるのではないんでしょうか。
皆様もきっと聞いたことある選手や好きな選手はきっといるはずです!
サッカーにおいては貴重で重宝される左利きに注目してみてください!
迷った選手もいましたが、機会あれば他のベストイレブンも考えてみようかなと思います。
【J1 第19節】湘南 VS G大阪 @レモンS
中断前最後の3連戦締めくくりの試合になります。[spbr]
ガンバは2連勝中で、敵地レモンガススタジアムにて湘南相手に3連勝を目指します。
[spbr]
湘南はここ4試合勝利がなく、やや調子を落としています。[spbr]
ガンバは、勝てば消化試合が少ないながらも15位まで浮上できるので、絶対に勝ちたい試合です。
[spbr]
中2日という過密日程、昌子選手とヨングォン選手というDFラインを支える日韓代表コンビが不在という不安材料もありますが、勝ち点3を目指し湘南に挑みます。
・2連勝中のガンバ。連戦の締めくくりを勝利で終えられるか![spbr]
・やや調子を落としている湘南をアウェーで叩けるか![spbr]
・昌子選手、ヨングォン選手不在の中、過密日程を乗り越えられるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第19節 | ||
レモンガススタジアム平塚 | ||
湘南 | VS | G大阪 |
0 | 0 | |
スコアラー | ||
スタッツ | ||
54% | 支配率 | 46% |
13(3) | シュート | 6(1) |
8 | FK | 13 |
6 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
湘南 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 23 | 富居 大樹 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
3 | 石原 広教 | DF |
5 | 三浦 弦太 |
4 | 舘 幸希 | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
8 | 大野 和成 | 16 | 佐藤 瑶大 | ||
MF |
6 | 岡本 拓也 | MF |
8 | 小野瀬 康介 |
10 | 山田 直輝 | 10 | 倉田 秋 | ||
25 | 中村 駿 | 15 | 井手口 陽介 | ||
27 | 池田 昌生 | 21 | 矢島 慎也 | ||
42 | 高橋 諒 | 30 | 塚元 大 | ||
FW | 9 | ウェリントン | 39 | 宇佐美 貴史 | |
33 | 町野 修斗 | FW | 18 | パトリック | |
リザーブ | |||||
GK | 31 | 立川 小太郎 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 22 | 大岩 一貴 | DF |
27 | 髙尾 瑠 |
26 | 畑 大雅 | MF |
6 | チュ セジョン | |
MF |
20 | 名古 新太郎 | 17 | 奥野 耕平 | |
29 | 三幸 秀稔 | 28 | ウェリントン シウバ | ||
32 | 田中 聡 | FW |
9 | レアンドロ ペレイラ | |
FW | 13 | 石原 直樹 | 20 | 一美 和成 | |
選手交代 | |||||
67分 | 岡本⇔畑 | 45分 | 塚元⇔髙尾 | ||
78分 | 山田⇔田中 | 60分 | パトリック⇔ペレイラ | ||
78分 | 池田⇔名古 | 74分 | 倉田⇔奥野 | ||
89分 | 町野⇔石原 | 74分 | 宇佐美⇔一美 | ||
91分 | 井手口⇔ウェリントン | ||||
警告 | |||||
63分 | レアンドロ ペレイラ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
浮嶋 敏 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | レモンガススタジアム平塚 |
入場者数 | 4610人 |
天候/気温/湿度 | 曇/21.6℃/76% |
主審 | 池内 明彦 |
副審 | 堀越 雅弘、桜井 大介 |
第4審判 | 柿沼 亨 |
VAR | 今村 義朗 |
AVAR | 三上 正一郎 |
マッチレビュー
試合の流れ
昌子選手とヨングォン選手不在の中、3バックを継続するのか注目が集まりましたが、今節も継続されました。
3バックのメンバーは右から三浦選手、菅沼選手、佐藤選手で組まれ、守備陣は形成されました。
宇佐美選手、パトリック選手、井手口選手、小野瀬選手らもスタメンに復帰し、湘南相手に挑みました。
序盤は一進一退の展開で試合の幕を開けました。
湘南はウェリントン選手の高さ・強さや右サイドの攻撃を中心にチャンスをつくりました。
対するガンバは9分に東口選手のロングキックを相手DFにクリアされると、パトリック選手が拾い、宇佐美選手へ絶妙なスルーパスを送るも、宇佐美選手のタッチは長くなり、シュートは枠に飛ばせませんでした。
その後は湘南が攻勢を強めていき、ガンバは守備の時間が長くなっていきます。
塚元選手と佐藤選手で形成している左サイドの裏を何度か突かれてしまいます。
湘南・池田選手のクロスからウェリントン選手のボレーシュートはギリギリ枠外へ。また、町野選手の右サイドからのロングスローに山田選手が反転してのボレーシュートはポストに当たるなど、ヒヤッとするシーンが続いてしまいます。
しかし、失点はすることなくスコアレスで前半を折り返します。
後半に入ると連戦の疲れが見えた塚元選手を下げ、小野瀬選手を左サイドに回し、髙尾選手が右サイドに入ります。
しかし、後半は更に湘南の攻勢が強まり、ガンバは劣勢になってしまいます。
55分には湘南にロングボールを蹴られるとウェリントン選手が落とし、町野選手の左足から鋭いシュートを打たれてしまいますが、枠外で難を逃れます。
ガンバも60分には前節2ゴールのレアンドロ ペレイラ選手をパトリック選手に代え、投入して嫌な流れを断ち切ろうと試みます。
しかし、67分に湘南も畑選手を投入し、右サイドの攻撃に厚みを加えるとよりシュートを打たれるシーンが増えてしまいます。
88分にはその畑選手にガンバの左サイドを破られるとクロスを上げられ、高橋選手に合わせられるも東口選手がビッグセーブで防ぎ、この試合最も危なかったシーンを逃れます。
ガンバも後半アディショナルタイムには最後の交代枠でウェリントン シウバ選手を投入し、リズムを掴みかけるも、決定的なシーンを作るまでには至らず、0-0で痛み分けとなりました。
代表選手不在の影響について
昌子選手とヨングォン選手の不在の影響が感じられる試合となってしまいました。
特に左CBで前節までの2試合フル出場を果たしたヨングォン選手の欠場は大きかったですね。
このポジションはビルドアップの際に左足でボールを扱わないと、相手FWのプレスから逃れにくいです。
その点おそらく佐藤選手は、左足で扱うのに慣れていないところを相手から狙われているように見えたので厳しかったですね。スピード面でも終盤は特に疲れもあり、大変そうでした。
佐藤選手も悔しい経験になったと思いますが、バネにして成長してもらいたいですね!
無失点で終えられたことはポジティブに捉えていいと思うので、これからの成長に期待です!
降格圏脱出について
湘南戦はスコア的には0-0でしたが、正直劣勢の時間が長く、負けなくてよかったという展開でしたので、勝ち点1を獲得できて良かったと思います。
勝ち点14になったガンバは、柏と仙台と並び得失点の差で降格圏から抜け出し、16位に浮上できました。
試合内容など納得できていないファン・サポーターは多いと思いますが、中断前に降格圏から抜け出したのはポジティブに捉えていいと思います。
ACLや天皇杯はありますが、7月17日までリーグ戦はありません。
それまでに試合はあるので、『松波監督でいく!』と決めたからには実戦を通して連携を深めて闘い方を共有して欲しいなと思います。
あとは、しばらくベンチ入りしていない選手も多くいます。
どういう状態なのかわかりませんが、早く復帰してピッチを駆け巡る姿を見たいなと思います。
Next Match に向けて
湘南戦をもちましてリーグ戦に関しては1ヶ月以上中断期間になります。
松波監督に代わってバタバタで落ち着く期間はなく進みますが、これから良い方向に進んでいけるといいなと思います。
どの大会にどのような強度で挑むのかわかりませんが、中断明けには好転したガンバ大阪が見られることを期待しています。
中2日や中3日の試合がこれからは多々あります。出番のない選手などいないと思います。
総力戦になるので、暑い時期になっていきますが、熱い試合をどんどん魅せてもらいたいと思います。
【J1 第17節】G大阪 VS 横浜FC @パナスタ
ついに今シーズンホーム初勝利を収めたガンバ。
長い長いトンネルを抜け出した勢いで、連勝といきたい大事な試合です。
対する横浜FCは最下位に沈んでいますが、敗れると勝ち点で追いつかれてしまうので、しっかり勝ち点3を奪い、残留争いをする相手を突き放さなければなりません。
前節からヨングォン選手の戦線復帰で、攻守共に安定感は増したので継続したいところです。
中2日という厳しい日程が続きますが、ホームで連勝し乗り越えられるか注目の一戦です。
・前節勝利で長いトンネルを抜け出せたガンバ。連勝なるか![spbr]
・ヨングォン選手復帰によって調子を戻しつつあるガンバ。継続できるか![spbr]
・中2日の厳しい日程をホーム連勝で乗り越えられるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第17節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 横浜FC |
2 | 0 | |
スコアラー | ||
レアンドロ ペレイラ | 42分 | |
レアンドロ ペレイラ | 55分 | |
スタッツ | ||
48% | 支配率 | 52% |
10(4) | シュート | 20(5) |
8 | FK | 13 |
2 | CK | 4 |
1 | PK | 0 |
G大阪 | 横浜FC | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 18 | 南 雄太 |
DF | 3 | 昌子 源 | DF |
4 | 高橋 秀人 |
13 | 菅沼 駿哉 | 26 | 韓 浩康 | ||
19 | キム ヨングォン | 27 | 中塩 大貴 | ||
MF | 6 | チュ セジョン |
MF |
2 | マギーニョ |
17 | 奥野 耕平 | 6 | 瀬古 樹 | ||
21 | 矢島 慎也 | 7 | 松浦 拓弥 | ||
27 | 髙尾 瑠 | 23 | 前嶋 洋太 | ||
28 | ウェリントン シウバ | 24 | 高木 友也 | ||
30 | 塚元 大 | 30 | 手塚 康平 | ||
FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | FW | 9 | クレーベ |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 44 | 六反 勇治 |
DF | 5 | 三浦 弦太 | DF |
3 | 袴田 裕太郎 |
MF | 8 | 小野瀬 康介 | 17 | 武田 英二郎 | |
10 | 倉田 秋 | MF |
13 | 小川 慶治朗 | |
15 | 井手口 陽介 | 32 | 古宿 理久 | ||
FW | 20 | 一美 和成 | FW |
14 | ジャーメイン 良 |
39 | 宇佐美 貴史 | 39 | 渡邉 千真 | ||
選手交代 | |||||
63分 | 矢島⇔倉田 | 45分 | 松浦⇔ジャーメイン | ||
73分 | ウェリントン⇔宇佐美 | 59分 | マギーニョ⇔小川 | ||
73分 | ペレイラ⇔一美 | 59分 | クレーぺ⇔渡邉 | ||
78分 | 髙尾⇔小野瀬 | 70分 | 瀬古⇔袴田 | ||
85分 | 手塚⇔古宿 | ||||
警告 | |||||
36分 | マギーニョ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 早川 知伸 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 0人(無観客) |
天候/気温/湿度 | 晴/25.3℃/41% |
主審 | 岡部 拓人 |
副審 | 武田 光晴、鈴木 規志 |
第4審判 | 松本 大 |
VAR | 井上 知大 |
AVAR | 廣瀬 格 |
マッチレビュー
試合の流れ
中2日というのもあってメンバーを6人変えてきたガンバ。
フォーメーションは前節と同じで、3-4-2-1の形でスタート。
宇佐美選手、井手口選手、パトリック選手、小野瀬選手、三浦選手などを温存し、ウェリントン シウバ選手、髙尾選手、奥野選手、セジョン選手などを起用。
先発6人を入れ替えて挑みました。
ウェリントン シウバ選手は、ガンバ移籍後初先発となりました。
髙尾選手も復帰後初先発です!(おかえり〜)
今節は三浦選手がベンチスタートなので、キャプテンマークは昌子選手が巻きました。
開始序盤は前節と同じく横浜FCがボールを握りガンバがDFから入り堅める構図でスタート。
前節と同じくガンバはゴール前まで侵入されても昌子選手を中心に守り、シュートを打たれても東口選手が防ぎ続けゴールに鍵をかけます。
ガンバの攻撃はウェリントン シウバ選手とレアンドロ ペレイラ選手のブラジル人コンビから、セジョン選手がシュートまで持っていくシーンなどはありましたが、横浜FCのペースで試合が進みます。
ガンバにとって嫌な時間でしたが耐え凌ぐと、42分に試合が動きます。
39分にヨングォン選手のフィードに抜け出した塚元選手が仕掛けるとペナルティエリア内で倒されPKを獲得!
キッカーはレアンドロ ペレイラ選手。
左隅に打ったシュートはゴールネットを揺らし、ガンバ移籍後初ゴールゲットとなりました!
その後はお互いゴールは生まれず、1-0のガンバリードで前半を折り返しました。
後半はガンバがボールを持つ展開でスタート。
ガンバはその流れをものにし、55分に追加点を取ります。
東口選手のロングキックをレアンドロ ペレイラ選手が落とすと、セジョン選手が矢島選手へパスを出します。
ピッチ中央で受け取った矢島選手の優しいスルーパスで真ん中を抜け出したレアンドロ ペレイラ選手は、落ち着いてゴールに流し込み2得点目を取りました。
後半開始早々で突き放す大きすぎる追加点でした!
得点後はまた横浜FCのペースになってきてガンバは倉田選手、宇佐美選手、一美選手、小野瀬選手を投入し、流れを戻そうとするも、なかなか好転しません。
決定的なシーンを与えることが多く、ヨングォン選手が体を張って守ったり、横浜FC・中塩選手のミドルシュートを東口選手が横っ飛びで防ぐなどヒヤッとするシーンがありましたが、ギリギリのところで防ぎきります。
守備の時間が長くなったガンバは後半アディショナルタイムにチャンスを迎えます。
小野瀬選手からのロングパスを受け取った宇佐美選手が溜めて、この試合で最も走っている(なんと12.3km!)奥野選手の飛び出しに合わせてパスを送るも奥野選手のファーストタッチが長くなり、相手GKに防がれてしまいます。
奥野選手はチームメイトからも「ナイス!耕平!」と声をかけられるくらい気の利いたプレーがかなり目立っていたので最後ゴールを決められたら最高でした!
どんな相手にも通用するプレーだと思うので次に期待ですね!
試合はこのまま堅い守備を披露したガンバ8試合ぶりに無失点で締め、今シーズン2試合目の完封勝利で連勝となりました!
今節の先発メンバーについて
松波監督は中2日の強行日程なのもあって先発メンバー6人を入れ替えて挑みました。
先発していた選手の代役だと思ってプレーしている選手は一人もおらず、自分の特徴を出してくれたと思います。
逆に先発していた選手も自分もウカウカしていられないと感じて、レギュラー争いは激しくなり、チームとしてのレベルアップに繋がります。
奥野選手も最後までファイトしていましたし、セジョン選手も守備も積極的にして、攻撃を組み立ててくれました。
悪かった選手はいなかったので、みんなどんどんアピールしていい意味で監督を困らせて欲しいですね。
これからも厳しい日程の試合があります。選手層を厚くして乗り越えていきたいですね!
3バックの安定感
今節は三浦選手に変わって菅沼選手が先発に入り、3バックを形成しました。
菅沼選手も安定していましたし、ガンバのアカデミー出身らしくパスの供給もよかったと思います。
今シーズンの出番は限られてしまっていますが、レギュラー陣と比較しても遜色ない実力があることを証明してくれました。
ヨングォン選手が入ってからは守備での強度は格段に上がりましたし、攻撃面でも受け手からしてもありがたい気の利いたパスを受け取れるので余裕が生まれているように見えます。(その点ヨングォン選手は飛び抜けてはいると思いますが。)
一つ一つの細かいプレーの連続で、チームとしての自信に後ろから繋げているのが見ていても伝わってきます。
上位との戦いでどうなるかという疑問は確かにありますが、しばらくは3バックを崩す必要はないのではないかと個人的には感じます。
しかし、ここで問題となるのが次節の試合では昌子選手とヨングォン選手がそれぞれ日本代表と韓国代表に選出されたため不在となります。
松波監督は2人不在でも3バック継続するのか4バック継続するのか注目です。
もしかしたら、髙尾選手の久しぶりの右CBが観られるかもしれませんね!
レアンドロ ペレイラ選手の移籍後初ゴールについて
今節でついにレアンドロ ペレイラ選手が移籍後初ゴールをマークしました!
本人にとって出番はそれなりに貰っているので焦りは多少なりともあったはずなので、最初はPKでしたが、ゴール出来たことは大きいはずです!
PKを任されたり、得点後喜んでいるシーンを見ていたらチームメイトからの信頼はあるのではないでしょうか。
チームに馴染み始めているように感じますし、これからもっと良くなっていくことを期待しています。(よく菅沼選手とじゃれあっている気がします笑)
2点目はフォワードらしいゴールでしたね!
ボールを落としてから動き直し、矢島選手からのスルーパスを引き出して、GKとの一対一を落ち着いて制しました。
シュートも簡単そうで難易度は高いと思いますし、もっと魅せて欲しいです!
これからもパトリック選手とは違うタイプのフォワードで、レギュラー争いをしながら得点量産に期待です!
ウェリントン シウバ選手 移籍後初先発
ウェリントン シウバ選手はガンバに移籍後途中出場が続いていましたが、ついに初先発を飾り、63分までプレーしました。
左のシャドーに入りましたが、自分の特徴を出すシーンは結構ありましたね!
ブラジル人らしく独特なリズムのボールタッチや、レアンドロ ペレイラ選手とのパス交換でガンバの攻撃にアクセントを加えてくれました。
チームメイトとの連携はまだまだのようですが、お互い特徴を理解し合えれば、かなりフィットしてくれる予感がします。
今節、公式戦の実戦において、これまでで最も長くプレーできたのは確実にプラスです。
他の選手にはない特徴のある選手なので、もっとウェリントン シウバ選手の爆発に期待です!
Next Match に向けて
中断前最後の3連戦最初の2試合はホームで連勝し、勝ち点6を獲得できました。
残留を争うことになりそうな2チームにしっかり勝てたことは大きいです。
最後はアウェーで湘南戦となりますが、ここで勝てれば降格圏内を抜け出し15位まで浮上できるので、しっかり勝ち切りたいところです。
昌子選手とヨングォン選手が不在という不安材料はありますが、2人が気持ちよく代表でプレーできるようにするためにも絶対勝ちましょう!
【J1 第16節】G大阪 VS 徳島 @パナスタ
前節はFC東京とのアウェイゲームに敗れて4連敗となってしまったガンバ。
監督交代後も嫌な流れを断ち切れていないでいます。
今節ホームへ迎え入れるのは徳島。
相性のいい相手だけにここでしっかり勝って、3連戦のいいスタートをきりたいところです。
徳島は前節は2位の名古屋に対してスコアレスドローの試合を演じるなど、ガンバと同じく4連敗を喫する時期もありましたが、調子を持ち直し始めている相手です。
降格圏を抜け出すためにも、セレッソ大阪戦以来のゴールを取り、勝ち点3を獲得するために挑みました。
・4連敗中のガンバ。今節で嫌な流れを断ち切れるか![spbr]
・相手は相性のいい徳島。ホーム初勝利なるか![spbr]
・ここ4試合ゴールのないガンバ。セレッソ戦以来のゴールは奪えるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第16節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 徳島 |
2 | 1 | |
スコアラー | ||
パトリック | 27分 | |
67分 | 岩尾 憲 | |
宇佐美 貴史 | 72分 | |
スタッツ | ||
32% | 支配率 | 68% |
5(3) | シュート | 16(2) |
12 | FK | 13 |
2 | CK | 3 |
0 | PK | 1 |
G大阪 | 徳島 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 21 | 上福元 直人 |
DF |
3 | 昌子 源 | DF | 3 | ドゥシャン |
5 | 三浦 弦太 | 4 | ジエゴ | ||
19 | キム ヨングォン | 14 | カカ | ||
MF |
8 | 小野瀬 康介 | 15 | 岸本 武流 | |
10 | 倉田 秋 | MF |
7 | 小西 雄大 | |
15 | 井手口 陽介 | 8 | 岩尾 憲 | ||
21 | 矢島 慎也 | 11 | 宮代 大聖 | ||
30 | 塚元 大 | 23 | 鈴木 徳真 | ||
39 | 宇佐美 貴史 | 45 | 杉森 考起 | ||
FW | 18 | パトリック | FW | 19 | 垣田 裕暉 |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 31 | 長谷川 徹 |
DF | 13 | 菅沼 駿哉 | DF |
20 | 福岡 将太 |
27 | 髙尾 瑠 | 22 | 藤田 征也 | ||
MF | 17 | 奥野 耕平 | MF |
10 | 渡井 理己 |
28 | ウェリントン シウバ | 24 | 西谷 和希 | ||
FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | 38 | クリスティアン バトッキオ | |
20 | 一美 和成 | FW | 9 | 河田 篤秀 | |
選手交代 | |||||
65分 | 矢島⇔奥野 | 62分 | 鈴木⇔バトッキオ | ||
79分 | 小野瀬⇔髙尾 | 79分 | 宮代⇔渡井 | ||
79分 | 倉田⇔一美 | 79分 | 杉森⇔西谷 | ||
90分 | パトリック⇔ペレイラ | 84分 | 小西⇔河田 | ||
警告 | |||||
66分 | 三浦 弦太 | 6分 | 岸本 武流 | ||
81分 | 一美 和成 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | ダニエル ポヤトス |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 0人(無観客) |
天候/気温/湿度 | 曇/19.2℃/88% |
主審 | 飯田 淳平 |
副審 | 越智 新次、馬場 規 |
第4審判 | 藤田 優 |
VAR | 笠原 寛貴 |
AVAR | 西橋 勲 |
マッチレビュー
試合の流れ
今節でガンバに皆んなが待ち望んだキム ヨングォン選手が先発に戻ってきて、今シーズン初出場となりました。
また髙尾選手も久しぶりのベンチ入りで頼れる漢が帰ってきました。
気になるフォーメーションは今シーズン初めて3バックを採用。
先発復帰のヨングォン選手とここまでフル出場の昌子選手と三浦選手で組みました。
塚元選手も左WBと普段とは違うポジションで起用され、パトリック選手も久しぶりの先発復帰でワントップに入りました。
試合に入るとボールを持つ徳島に対して、ガンバは守備から入り、チャンスを見つけて物にしようとする構図でスタート。
昨シーズンの闘いに近い作戦で挑みました。
実際ガンバは堅い守備で徳島に決定的なシーンは作らせず、試合が流れていきます。
そんな中ガンバは27分にチャンスを掴み、待望の瞬間が訪れます。
ヨングォン選手が左サイド持ち上がり、中の矢島選手にボールを託すと、矢島選手はダイレクトで倉田選手にパス。
受け取った倉田選手は溜めて、タイミングよく右サイドの小野瀬選手へ展開すると、そのままダイレクトで見事なグラウンダーのセンタリングを送ると、中で待っていたパトリック選手がシュート!
パトリック選手のシュートはネットを揺らし、待望の先制点をゲットしました!
ガンバにとって大きすぎるゴールで、プラン通りのゴールでした。
先制点後は徳島がボールを握るも自信を得たガンバはより堅い守備で、試合は引き締まった展開で進み、前半はこのままスコアは動かず終了しました。
後半に入ると徳島の攻勢が強めてきます。
そんな中57分には東口選手がヒヤッとするシーンがありました。
ガンバの左サイドから岸本選手のクロスがそのままゴールに向かってきて、あわやゴールにというシーンでしたが、「あ〜、あぶねえ!」という声が漏れていました。笑
劣勢になってきたガンバは矢島選手に変えて、奥野選手を投入し、守備の強度を強めていきます。
しかしガンバの好対策とは裏腹に徳島の攻撃が実ってしまいます。
66分ペナルティエリア内に宮代選手が垣田選手とのワンツーで抜け出すと、三浦選手が後ろから引っ掛けてしまい、PKを与えてしまいます。
PKのキッカーは岩尾選手。
岩尾選手のシュートは東口選手の逆をつき、ゴール右隅に吸い込まれてしまいました。
嫌な時間に追いつかれてしまいましたが、ガンバのエースは黙っていませんでした。
72分小野瀬選手の右サイドからのセンタリングはDFにクリアされてしまいますが、奥野選手が跳ね返したボールをパトリック選手が相手GKと競り合って跳ね返ったボールを宇佐美選手がダイレクトボレー。
鋭い弾道のボールはゴールに吸い込まれ、勝ち越しゴールを奪いました!
パトリック選手のオフサイドの心配がされましたが、相手DFが残っていてオンサイド。
VARの結果ゴールが認められました。
試合終盤は徳島の猛攻にあいますが、交代出場の髙尾選手と一美選手を含めて全員で守りきり、勝利を手にしました!
長すぎるトンネルでしたが、ようやく選手の笑顔が見られて嬉しかったです。
最後はガンバクラップで締め、勝利をみんなで噛みしめました。
嬉しすぎる今シーズンホーム初勝利
今シーズンは4月19日以来勝利がなく苦しいシーズンを過ごしているガンバはついに2勝目を手にしました。
勝てないとこんなに辛いと改めて感じる期間でしたが、その分嬉しい勝利となりましたね。
宇佐美選手とパトリック選手のアベックゴールはより嬉しいです!
しかし昌子選手もおっしゃていましたが、次負けたら意味がなくなります。
中2日での試合が続くので、この勝利の勢いで連戦を乗り越えられればいいと思います。
監督の正式なリリースはまだありませんが、松波監督3試合目での勝利はこれからのガンバの闘い方を示しているのではないでしょうか。
試合内容や戦術に関して色々と思うことはある人も多いかもしれませんが、まずは早めに降格圏から抜け出せるといいなと思います。
キム ヨングォン選手の復帰について
ついに帰ってきてくれました。
本当に本当に待っていました。
今節の試合でDFラインを昌子選手と三浦選手で統率してきましたが、やっぱりヨングォン選手は必要な存在だということを証明してくれました。
左利きのセンターバックだって言うことでも貴重ですが、あの落ち着き具合、ポジショニングは頼りになる存在でしかありませんね。
先制点の起点にもなってくれましたし、攻撃面でも貢献は絶大です。
流石に今シーズン初出場でフル出場なので試合後は疲れたのか、ただ嬉しかったのかはわかりませんが試合終了後はピッチに倒れ込んでいましたね。笑
これからのガンバの逆襲を支えてもらいたいです。
ウサパト アベックゴールにいて
これまで今シーズン3得点と大の得点力不足に陥っていたガンバ大阪ですが、今節だけで2得点を記録しました。(ちょっと寂しい言い方ですが…)
しかも2得点とも鳥栖戦での宇佐美選手のゴール以来の流れの中でのゴールで、パトリック選手のゴールは特に複数の選手が絡んで崩した形でいいゴールでした。
ダイレクトパスを織り交ぜながら皆んなが受け手のことを思ったパスで、綺麗に決まったのである程度、形を決めて練習していたのかもしれませんね。
やっぱりダイレクトパスの重要性はこのゴールからもよくわかります。
宇佐美選手のゴールも忘れてはいけません!
同点に追いつかれて嫌な流れになってもおかしくない時間帯でのゴールで、タイミング最高でした。
技術的にも高く上がったボールをあんな綺麗にジャストミートするのは簡単そうに見えて難易度高いと思います。
宇佐美選手ならではのゴールですね。
ウサパトコンビはやっぱりガンバを応援する人にとっては特別ですし、久しぶりのアベック弾最高でした!
試合が終わってから気づいたのですが2人ともそれぞれ前半と後半の27分にゴール決めているんですね。
なんかいいですよね。そういうのも。
あと宇佐美選手のスパイクがアディダスに戻りましたね!
どういう契約なのでしょうか?個人的にはアディダスが似合うと思います!
これから今まで取れなかった分もどんどん取ってもらいましょう!
Next Match に向けて
中2日での3連戦の初戦はホームで徳島に勝ちきり、久しぶりの勝ち点3を獲得できました。
順位は1つ上げられましたが、まだまだ降格圏内です。
勝ち切る力を取り戻せれば、もっと上にいける力は絶対にあるので次を見据えて闘う準備をしなくてなりません。
次節はホームでの横浜FC戦。
最下位に沈んではいますが力のある選手はいるので油断はできません。
というか油断できる立場でもないので、連勝目指して闘うのみです。
すぐに次の試合が来ますが、しっかりコンディションを整えて、好パフォーマンスを披露してもらいたいですね。
【J1 第15節】FC東京 VS G大阪 @味スタ
前節の浦和戦は松波新監督で挑んだガンバ。
積極的に攻勢に出る姿勢は見せたものの3失点を喫し、完敗となってしまいました。
浦和戦の敗北から約1週間の準備期間があった中でどれだけ戦術を浸透させられているか注目です。
そんな中での今節の相手はFC東京。
FC東京は前節の試合で柏戦に勝利して5連敗をストップ。連勝を目指してきます。
このカードは通算成績17勝9分17敗で五分五分。
どちらかが勝利すれば抜け出せる状況です。
ガンバにとっては相性のよくない味スタですが、何が何でも勝利を収めたいところです。
・松波監督の再就任から2試合目。今シーズン初勝利なるか![spbr]
・これまでの対戦成績は五分五分。どっちが抜け出せるか![spbr]
・ガンバは苦手な味スタで勝利なるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第15節 | ||
味の素スタジアム | ||
FC東京 | VS | G大阪 |
1 | 0 | |
スコアラー | ||
ディエゴ オリヴェイラ | 1分 | |
スタッツ | ||
48% | 支配率 | 52% |
13(3) | シュート | 13(3) |
15 | FK | 15 |
3 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
FC東京 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 13 | 波多野 豪 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
3 | 森重 真人 | DF | 3 | 昌子 源 |
4 | 渡辺 剛 | 5 | 三浦 弦太 | ||
6 | 小川 諒也 | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
14 | 内田 宅哉 | 24 | 黒川 圭介 | ||
MF |
8 | 高萩 洋次郎 | MF |
10 | 倉田 秋 |
15 | アダイウトン | 15 | 井手口 陽介 | ||
21 | 青木 拓矢 | 21 | 矢島 慎也 | ||
27 | 田川 亨介 | 30 | 塚元 大 | ||
31 | 安部 柊斗 | FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | |
FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ | 39 | 宇佐美 貴史 | |
リザーブ | |||||
GK | 1 | 児玉 剛 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 22 | 中村 拓海 | MF |
6 | チュ セジョン |
32 | ジョアン オマリ | 8 | 小野瀬 康介 | ||
MF |
7 | 三田 啓貴 | 17 | 奥野 耕平 | |
10 | 東 慶悟 | 28 | ウェリントン シウバ | ||
18 | 品田 愛斗 | FW |
18 | パトリック | |
FW | 11 | 永井 謙佑 | 20 | 一美 和成 | |
選手交代 | |||||
75分 | 田川⇔三田 | 60分 | 塚元⇔小野瀬 | ||
80分 | アダイウトン⇔東 | 60分 | ペレイラ⇔一美 | ||
80分 | 高萩⇔永井 | 71分 | 倉田⇔ウェリントン | ||
90分 | オリヴェイラ⇔品田 | 82分 | 宇佐美⇔パトリック | ||
82分 | 井手口⇔セジョン | ||||
警告 | |||||
80分 | 菅沼 駿哉 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
長谷川 健太 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | 味の素スタジアム |
入場者数 | 4886人 |
天候/気温/湿度 | 曇/21.3℃/72% |
主審 | 福島 孝一郎 |
副審 | 木川田 博信、勝又 弘樹 |
第4審判 | 鶴岡 将樹 |
VAR | 井上 知大 |
AVAR | 西尾 英朗 |
マッチレビュー
試合の流れ
前節の試合は4-2-3-1で浦和に挑んだガンバでしたが、今節は4-4-2に戻し、宇佐美選手をFWに、倉田選手を左MFに戻しました。
また怪我人が続出している右SBには三浦選手を起用し、菅沼選手がCBで今シーズンのリーグ戦初先発になりました。
そんなガンバは開始早々に失点をしてしまいます。
1分にガンバの左サイドでボールを握られたところから始まり、右サイドバックの内田選手が中に侵入したところで菅沼選手がかわされ、中に入れられたボールをディエゴ オリベイラ選手に合わされ、あっさり失点してしまいます。
久しぶりの実戦となった菅沼選手のところを突かれた形となってしまいました。
試合開始直後に失点してしまったガンバは完全に浮き足立ってしまい、ショートコーナーから小川選手のクロスにアダイウトン選手のヘディングシュートや小川選手の左サイドからのクロスに田川選手が左足で叩きつけたボレーシュートなど、あわや2失点目を喫してしまいそうなピンチが続いてしまいました。
それでも失点をなんとか1で乗り越えたガンバは徐々に宇佐美選手と倉田選手を中心にリズムを掴み始めます。
塚元選手から井手口選手、井手口選手から宇佐美選手へ繋ぎ、宇佐美選手からラストパスを受け取ったレアンドロ ペレイラ選手が右足を振り抜くシーンや宇佐美選手のミドルシュートなどでシュートを放ちます。
しかしゴールネットを揺らすまでには至りませんでした。
さらに前半のアディショナルタイムには塚元選手がピッチ中央をスルスルと突破し、最後はシュートまで打ち切るシーンがありました。
途中には嫌な取られ方をしてカウンターを喰らうシーンもありましたが、このシーンは最後までやり切る姿勢が良かったと思います。
結果的には個人的にこの試合で最も可能性の感じたシーンでした。
しかし、このまま点を取り返すことは出来ずに、前半を折り返します。
後半に入ると、またしても開始早々にピンチを迎えます。
ガンバの右サイドでボールを握られると安部選手にクロスを上げられ、ゴール前で競り合った黒川選手のあわやオウンゴールになりかけますが、何とかかき出し、こぼれ球をさらにシュートを打たれますが、DF陣が体を張って守り、追加点は許しませんでした。
その後は得点を奪いにかかるために小野瀬選手、一美選手、ウェリントン シウバ選手、パトリック選手、セジョン選手を次々に投入しましたが、ほとんど機能しませんでした。
戦術もパワープレーをするのか、繋いで崩すのか、定まっておらず、チームとしてもバラバラに見えました。
シュートも前半は11本だったのに対して後半は2本のみに終わってしまい、不完全燃焼のままタイムアップを迎えてしまいました。
これでガンバは4連敗となり、泥沼からは抜け出せず。
次節の徳島戦までは中4日ありますが、その後は中2日で横浜FC、湘南と続く過密日程に挑むスケジュールとなっております。
現状ですと残留を争う相手となってくるはずなので、さらに勝ち点を落とせない厳しい戦いが控えています。
チームとしてのまとまり
試合を通して上手くいっていないことを露呈してしまう試合となってしまいました。
せっかくボールを持っているときも裏に抜け出す動きが味方同士で被ったり、複数人が同じ位置にいたり、相手からしたら怖くもなんともなくなるようなプレーが多かったように感じました。
現地観戦していた方のコメントを閲覧させていただいても、怒声が飛んでいたりして、まとまりに欠けているような雰囲気があったみたいですし、一回チームとして見つめ直す必要があるのかなと思います。
誰よりもピッチで戦っている選手が悔しいのは理解していますが、それだけでは解決しません。
現状の課題、自分たちは何が得意なのか、どういう戦いをするべきなのか、しっかりチームとして定めて欲しいと思います。
団結しないとゴールはこのまま奪えないと思いますし、チームの雰囲気は悪くなる一方です。
何がなんでも勝利を目指すような、ガンバに関わるみんなが笑顔になれる、応援したくなるようなサッカーを見たいなと思います。
監督について
暫定監督として松波監督が指揮を執って2試合が終わりましたが、2連敗となってしまいました。
後任がいつ決まるのか、わかりませんが、今節の試合をみて、こんな監督が来たらいいなと思う人材を考えようと思います。
(存在するというわけではありませんが…。)
自分勝手ですが、私見で述べたいと思います。
ベストな起用をできる監督
例えば日本代表経験があるからコンディション悪くてもスタメンとかがあるのであれば、バシッと練習で最も良い選手を起用して欲しいです。
若手だって伸びてきていて、塚元選手だって今節奮闘していたと思います。
闘える選手を思い切って起用できる監督になってもらいたいです。
方向性を定めて闘える監督
今のガンバって攻撃的なのかどうか正直よくわからないと思います。
ガンバOBの木村さんもTwitterでツイートされていましたが、ガンバらしさに固執しすぎているのかもしれません。
西野サッカーのイメージが強すぎて、得点を取れていた過去に固執してしまうのは私も一緒ですが、現実と向き合って、今のガンバのメンバーで今シーズンどこの相手でも貫き通せる戦いを見せられる監督に指揮を執ってもらいたいですね。
綺麗なサッカーを見たいですが、J2に降格する方が嫌なので、闘えるチームにしてくれる方が希望です。
悔しいですが、個人的には勝ち点を少しでも拾えるように、まず守備を固めるのが妥当な気がします。
とにかく勝ち点が欲しいです…。
Next Match に向けて
今節も敗れたので4連敗となってしまいました。
ここまで悪い状況となったら、あとは良くなっていくしかありません。
ガンバ大阪に関わる方々、応援する方々の皆が苦しい時期を過ごしていますが、団結して、まずゴールから目指していくしかないです。
残留争いをしていくことが濃厚な相手と3連戦になります。
消化試合数が少ないとはいえ、負けていたら勝ち点は増えません。
まずは徳島とのホームゲームで結果を残せるように団結していきたいですね。