【J1 第30節】G大阪 VS 柏 @パナスタ
ガンバはリーグ戦4連敗中ではあるが、天皇杯では湘南相手に4-1で快勝し、公式戦においての連敗はストップ。
天皇杯準決勝進出の勢いをリーグ戦にも活かせるか注目です。
天皇杯ではCBに欠場者がいるためか、松波監督は4バックを採用していましたが、今節ではどのようなシステムで臨むのか、手腕が試されます。
対する柏は3連勝で迎えた前節の広島戦は0-3での敗戦。
得点を奪えず敗戦となってはいます。
ガンバもここ数試合複数失点が続いているだけに、広島に続きクリーンシートを達成できるかもキーになってきます。
選手たちも6ポイントゲームとこの試合を重要視しているだけに絶対に負けられません!
・天皇杯勝利の勢いでリーグ戦の連敗を4ストップできるか![spbr]
・複数失点の続いているガンバはクリーンシート達成できるか![spbr]
・選手たちも6ポイントゲームと考える重要な試合を物にできるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第30節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 柏 |
2 | 1 | |
スコアラー | ||
宇佐美 貴史 | 3分 | |
菅沼 駿哉 | 26分 | |
86分 | 神谷 優太 | |
スタッツ | ||
42% | 支配率 | 58% |
7(5) | シュート | 23(4) |
12 | FK | 9 |
3 | CK | 9 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | 柏 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 17 | キム スンギュ |
DF |
4 | 藤春 廣輝 | DF | 4 | 古賀 太陽 |
13 | 菅沼 駿哉 | 5 | エメルソン サントス | ||
19 | キム ヨングォン | 25 | 大南 拓磨 | ||
26 | 柳澤 亘 | MF |
9 | クリスティアーノ | |
MF |
6 | チュ セジョン | 11 | マテウス サヴィオ | |
10 | 倉田 秋 | 13 | 北爪 健吾 | ||
17 | 奥野 耕平 | 20 | 三丸 拡 | ||
28 | ウェリントン シウバ | 26 | 椎橋 慧也 | ||
39 | 宇佐美 貴史 | FW | 18 | 瀬川 祐輔 | |
FW | 18 | パトリック | 35 | 細谷 真大 | |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 21 | 佐々木 雅士 |
DF |
16 | 佐藤 瑶大 | DF |
15 | 染谷 悠太 |
24 | 黒川 圭介 | 24 | 川口 尚紀 | ||
27 | 髙尾 瑠 | MF | 27 | 三原 雅俊 | |
MF | 15 | 井手口 陽介 | 28 | 戸嶋 祥郎 | |
21 | 矢島 慎也 | 39 | 神谷 優太 | ||
FW | 30 | 塚元 大 | FW | 19 | 武藤 雄樹 |
選手交代 | |||||
25分 | 倉田⇔矢島 | 45分 | 北爪⇔武藤 | ||
76分 | セジョン⇔井手口 | 64分 | 細谷⇔神谷 | ||
76分 | 柳澤⇔髙尾 | 64分 | 瀬川⇔戸嶋 | ||
80分 | ウェリントン⇔塚元 | 82分 | サヴィオ⇔三原 | ||
警告 | |||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | ネルシーニョ |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4886人 |
天候/気温/湿度 | 曇/21.1℃/38% |
主審 | 福島 孝一郎 |
副審 | 田尻 智計、田中 利幸 |
第4審判 | 中井 敏博 |
VAR | 上村 篤史 |
AVAR | 村上 孝治、村上 孝治 |
マッチレビュー
試合の流れ
今シーズンの行方を左右すると言っても過言ではない今節の試合でもガンバは天皇杯で採用した4-2-3-1を継続。
パトリック選手を頂点にして、宇佐美選手をトップ下に配置し、左右をウェリントン シウバ選手と倉田選手で攻撃陣を形成しました。
ダブルボランチはセジョン選手と奥野選手が組み、真ん中の強度を強めながら試合をコントロールしていきます。
DFラインにはヨングォン選手と菅沼選手が真ん中を固め、左右は藤春選手と柳澤選手が入りました。
天皇杯からは4人を変えましたが、軸となる部分は継続し、いい流れをリーグ戦にぶつける采配を松波監督は決断しました。
試合は開始早々にエースが動かします。
左サイドで倉田選手が得たFKを宇佐美選手が鋭い弾道のキックを放つと柏GKキム選手に触れられるも、ゴールに吸い込まれ、待望の先制点を手にします。
第24節の清水戦以来の欲しかった先制点を手にしたガンバは流れを掴むと思われましたが、柏の厚い攻撃を受け、劣勢になってしまいます。
さらに、開始早々の接触や先制点の起因となったプレーで負傷した倉田選手が25分で矢島選手との交代を余儀なくされてしまいます。
ガンバにとって嫌な時間が続きますが、またしても宇佐美選手のFKから追加点を得て、柏の流れを断ち切ります!
引水タイム直後の26分、今度は右サイドで宇佐美選手が絶妙なボールをゴール前に入れると、菅沼選手が頭でドンピシャで合わせ、ゴールネットを揺らします!
菅沼選手の最高なタイミングでのゴールで柏を突き放せました。
2-0とした後はまたしても柏のペースになっていまい、分厚い攻撃を受けますが、ゴールを決め勢いに乗る菅沼選手らが体を張って守り、ゴールを決めさず前半を折り返します。
ガンバは後半も同じメンバーで臨むのに対し、柏は武藤選手を投入し、4バックにスイッチしてきます。
後半最初のビッグチャンスは柏でした。
57分、前半から力強いプレーを披露されていた細谷選手がFKの流れから、大南選手が落としたボールに反応し、振り返りながらシュートを放たれるもポストに当たり、救われます。
64分には柏にも5本のシュートを放たれた瀬川選手が負傷し、交代するアクシデントがあるも、柏の攻勢にガンバは押され続けてしまいます。
クリスティアーノ選手のヘディングシュートやサヴィオ選手のミドルシュートは枠の外に外れ、難を逃れますが、劣勢のガンバは髙尾選手、井手口選手、塚元選手とフレッシュな選手を投入し、逃げ切りを図ります。
しかし、86分にはついに高速なカウンターで最後はクリスティアーノ選手からのクロスを途中出場の神谷選手に押し込まれ、1点差とされてしまいます。
嫌な時間に1点返されてしまい、ガンバにとってはさらに嫌な雰囲気にはなるが、その後は集中して守り切り、逃げ切りに成功し、ホームでは7月以来の勝利をあげました。
この勝利により柏との順位が入れ替わり、13位に上がりました。
6ポイントゲームを見事に制する!
試合前から6ポイントゲームと重要視されていた今節の試合は物に出来ました。
ウェリントン シウバ選手は左サイドで利いていましたし、ダブルボランチのバランスもGOODでした!
ここ最近の試合ではなかったバランスの良い連携が取れていたと思います。
先制して試合を楽に出来たのが非常に大きく、セットプレーから得点できたのは今後の戦い方にもプラスになるのではないでしょうか。
ひとつひとつ勝って早めに残留を確定することが今、最も重要なことです。
後半は防戦一方になってしまったので、改善点はあると思いますが、ポジティブに捉えて、次に活かして欲しいと思います。
ホームでの試合は8月9日の第3節の大分戦以来の勝利で、かなり時間がかかってしまいましたが、パナスタでの勝利は何よりも盛り上がります。
皆んなが喜べる結果を続けていけるといいなと思います。
攻撃陣にも守備陣にも離脱者がいますが、何とか乗り越えるために、この勝利を無駄にしないように、勢いに乗れるといいですね!
宇佐美選手のFKから2得点を演出!
今節の2ゴールは宇佐美選手のFKから産まれました!
非常に精度の高いキックを持っているものの、なかなか結果に結びつかなかっただけに非常に嬉しいですね!
- 宇佐美選手!ガンバでの初FK直接ゴール!
-
宇佐美選手にとっては少し意外ですがFKの直接ゴールは初めてでした!
日本人にはなかなかいないシュート力を持っている宇佐美選手ならではのゴールではなかったでしょうか?
宇佐美選手の上手くミートしたシュートを超える技術を持った選手は贔屓目なしにいないと思っています。
それだけになかなか決まらない現状に本人は相当悔しかったでしょうが、勢いに乗れるといいなと思います。
ゴールはケチャップのようで決まりだすと、ドバドバ出ると言いますが、残りの試合で爆発に期待です! - 菅沼選手ガンバでの初ゴール!
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菅沼選手のJ1でのゴールはジュビロ磐田在籍時の2013年以来で8年ぶりのゴールでした!
前回のゴールも柏戦で実は相性がいいのかもしれません!笑
またガンバの選手としてはでは嬉しい初ゴールでした。
下部組織出身でガンバには非常に思い入れのある選手なので、本人も非常に嬉しそうでしたね!
打点の高いところからのヘディングでゴール!
非常に気持ちのこもったいいゴールでした!
なお今シーズンのガンバでDF登録の選手は初ゴールです。
もちろん守ることが最優先にはなりますが、色々な選手が得点できることはプラスです。
他の選手含めて残りの試合での得点にも期待しましょう!
珍しいことにならないといいですが、貴重だったのでゴール時のTweet画像も載せちゃいます!笑
両得点ともガンバでの"初"が絡むゴールでした!
大きな自信としてその後のプレーにも表れていましたね!
次節からにも繋げてくれることを期待しましょう!
Next Match に向けて
2試合連続で1つ順位が上のチームとの対戦になります。
今節みたいに勝てれば順位が入れ替わる状況ではないですが、近づけるチャンスです。
アウェイでの今季の戦いは効率よく得点を重ね、無失点で勝利することが出来ましたが、ホームでも再現できるか注目です。
パナスタでの勝利が少ない状況も寂しいので、連勝していきたいですね!
これまでのマッチレビューはこちら!
【J1 第29節】鹿島 VS G大阪 @カシマ
前節の敗戦により、3連敗となってしまったガンバ。
今節は4ヶ月ゴールがなく公式戦3連敗中と苦しんでいる鹿島との対戦になり、苦しい状況を脱したいチーム同士の対戦になります。
前節はリードする展開はなく、常に追いかける苦しい展開だったので、先制点が重要になってくるはずです。
試合をリードするのはどちらになるのか注目が集まります。
・連敗を伸ばしてしまったガンバは復調できるのか![spbr]
・連敗中同士の対決。脱することができるのはどっちか![spbr]
・キーになってくるのは先制点。どちらが先に点を奪えるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第29節 | ||
県立カシマサッカースタジアム | ||
鹿島 | VS | G大阪 |
3 | 1 | |
スコアラー | ||
上田 綺世 | 52分 | |
ファン アラーノ | 60分 | |
土居 聖真 | 73分 | |
80分 | チアゴ アウベス | |
スタッツ | ||
54% | 支配率 | 46% |
25(9) | シュート | 5(1) |
13 | FK | 10 |
3 | CK | 3 |
0 | PK | 1 |
鹿島 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 31 | 沖 悠哉 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
2 | 安西 幸輝 | DF | 13 | 菅沼 駿哉 |
22 | 広瀬 陸斗 | 19 | キム ヨングォン | ||
28 | 町田 浩樹 | 27 | 髙尾 瑠 | ||
33 | 関川 郁万 | MF |
4 | 藤春 廣輝 | |
MF |
7 | ファン アラーノ | 8 | 小野瀬 康介 | |
11 | 和泉 竜司 | 10 | 倉田 秋 | ||
20 | 三竿 健斗 | 15 | 井手口 陽介 | ||
21 | ディエゴ ピトゥカ | 21 | 矢島 慎也 | ||
FW | 13 | 荒木 遼太郎 | 29 | 山本 悠樹 | |
18 | 上田 綺世 | FW | 18 | パトリック | |
リザーブ | |||||
GK | 1 | クォン スンテ | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 14 | 永戸 勝也 | DF |
16 | 佐藤 瑶大 |
23 | 林 尚輝 | 26 | 柳澤 亘 | ||
MF | 8 | 土居 聖真 | MF | 6 | チュ セジョン |
17 | アルトゥール カイキ | 28 | ウェリントン シウバ | ||
27 | 松村 優太 | FW | 32 | チアゴ アウベス | |
FW | 9 | エヴェラウド | 39 | 宇佐美 貴史 | |
選手交代 | |||||
67分 | 荒木⇔土居 | 70分 | 髙尾⇔柳澤 | ||
67分 | 和泉⇔松村 | 70分 | 山本⇔宇佐美 | ||
80分 | アラーノ⇔カイキ | 70分 | パトリック⇔チアゴ | ||
80分 | 上田⇔エヴェラウド | 80分 | 矢島⇔ウェリントン | ||
91分 | 安西⇔永戸 | 80分 | 井手口⇔セジョン | ||
警告 | |||||
34分 | ファン アラーノ | 47分 | キム ヨングォン | ||
84分 | 菅沼 駿哉 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
相馬 直樹 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | 県立カシマサッカースタジアム |
入場者数 | 3586人 |
天候/気温/湿度 | 曇時々雨/24.7℃/62% |
主審 | 池内 明彦 |
副審 | 野村 修、塚越 由貴 |
第4審判 | 窪田 陽輔 |
VAR | 福島 孝一郎 |
AVAR | 平間 亮 |
マッチレビュー
試合の流れ
今節は古巣対決となっていた昌子選手がメンバー外となり、CB中央に菅沼選手が試合頭からの出場となりました。
他には山本選手と矢島選手が宇佐美選手と小野選手に代わって先発に入る形となりました。
試合は開始早々から鹿島はガンバの3バックの裏を積極的に突いてきます。
6分には裏に抜け出した上田選手をペナルティエリアの中で髙尾選手が身体を寄せて最後はスライディングで防ぐなど、ガンバの守備陣も集中してなんとか無失点で試合が進みます。
対するガンバも17分にはFKのクリアボールを井手口選手が強烈なミドルシュートで狙うシーンもありましたが、町田選手と関川選手を中心とした守備を前に効果的な攻撃が出来ません。
すると前半の終了間際には上田選手や荒木選手らにシュートを放たれるシーンがあり、ヒヤッとしますが、前半はスコアレスで折り返します。
しかし、後半に入ると何とか耐えていたDF陣を崩されてしまいます。
52分、ボールを奪った鹿島は自陣からピトゥカ選手がボールを持って攻め上がり、上田選手が作ったスペースに入り込んだ荒木選手にラストパスを送られます。
受け取った荒木選手のシュートは東口選手がセーブしますが、こぼれ球を上田選手に押し込まれ、失点してしまいます。
60分にはさらに右サイドの広瀬選手からドンピシャのクロスをファン アラーノ選手に頭で合わせられ、2失点目を許してしまいます。
2点ビハインドを負ったガンバは反撃を試みたいところでしたが、73分にまたもカウンターから最後は土居選手の左足でミドルシュートを叩き込まれ、3失点目を許し、非常に苦しい展開となってしまいます。
0-3となって劣勢になってしまったガンバでしたが、78分にチアゴ アウベス選手が仕掛けペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得します。
獲得したPKをチアゴ アウベス選手が自ら蹴り、左下のコースは相手GKの逆を突き1点返しました。
最後まで諦めないガンバは87分に宇佐美選手のパスを受け取った小野瀬選手がミドルシュートを放ちますが、僅かに枠をはずれ、万事休す。
ガンバは今季2度目の4連敗となってしまいました。
シーズン2度目の4連敗
前回は5月に川崎、広島、浦和、FC東京と降格争いをしているわけではなく、ガンバよりも上位のチーム相手に喫しました。
これが常に"勝ち"を求めるガンバにとって、よくないことではあるのですが、今シーズンのガンバの状況を考えると、目を瞑らなければいけない事実ではありました。
ただ1998年の23年ぶりということで、ほとんどの人が記憶がないか、そもそも知らない時期以来のネガティヴな記録なのでショックを受けた人も多いはずです。(自分も記憶にございません。)
しかし、そのような記録を今節の結果によって、1シーズンに2度も起こしてしまう結果となってしまいました。
しかも今回は相手もよくありません!
横浜FC、セレッソ、仙台、鹿島と、降格争いをしているチームがほとんどでした。
引き分けならお互い勝ち点1を手にするため、差は変わりませんが、敗戦してしまっているので、相手に勝ち点3ポイント分、追いつかれる、もしくは離される結果をガンバは続けてしまいました。
当たり前のことですが、降格争いというのは他のチームの勝ち点あってのことで、少しでも上回ることが出来れば、残留することは出来ます。
疲労も溜まって怪我人も多く、大変なシーズンであることは百も承知ですが、対戦相手のことを考えると、8月の終わりから9月にかけての試合は大事な時期でした。
そこで勝ちを先行出来ないどころか、引き分けすらないというのは正直大打撃だと思います。
長いシーズンでずっと調子がいいというのは、とても困難な話だと思いますが、この大事な時期に調子を合わせられれば、もう少し楽な気持ちで残りのシーズンを過ごせたのかなと結果論ではありますが感じました。
苦しい状況にはなってしまいましたが、今シーズンも残り9試合となりました。
難敵も多く控えるスケジュールとなっていますが、こうなってしまったらどこのチームが相手でも勝ち点を奪うガンバらしい戦いをして勝ち点を拾っていくしかありません。
第29節に関しては残留争いの相手も勝っているチームはいませんが、他力本願ではなく、ガンバの力で上に上がっていければいいなと思います。
選手たちも悔しいと思います。奮起に期待しています。
チアゴ アウベス選手意地の一発!
既に0-3となっていて苦しい展開ではありましたが、失点後すぐに取り返すことはFWとして評価されることだと思います。
諦めずボールを奪い、自分で仕掛けファウルをもらう。
相手のミスもありますが、こういう泥臭く、どんな形でも点を奪う気持ちを出したプレーは残りのシーズンで絶対に必要になってくると思います。
Next Match に向けて
ガンバにとっては無念の4連敗となってしまいましたが、ここで調子を取り戻せれば、まだ取り返しはつきます。
そのためには次節の柏戦は非常に重要な試合になってきます。
柏とガンバは今節終了時点で勝ち点3差で、勝つことができれば順位を上げることができます。
気持ち的にも少しでも上にいることはアドバンテージになりますし、何よりもここで連敗を止め、ズルズルと落ちて行かないようにしていきたいところです。
今シーズンの第9節のアウェイゲームでは敗れているので、リベンジを果たし、浮上していけるか注目です!
これまでのマッチレビューはこちら!
【J1 第28節】G大阪 VS 仙台 @パナスタ
リーグ戦においては横浜FCとセレッソ大阪に敗れ連敗を喫したうえに、ルヴァン杯でもセレッソに敗れ敗退となってしまったガンバ。
ここ最近嫌な流れが続いております…
今節の相手は試合開始前の時点で19位に沈む仙台になります。
これからの先のことを考えると下位相手にこれ以上敗れることは許されません。
久しぶりに1週間以上も試合の間隔が空いたので、この試合に上手く調整できているかが注目になります。
日本代表に呼ばれた昌子選手、韓国代表に呼ばれたヨングォン選手、セジョン選手のコンディションは気になりますが、絶対にホームで勝ち点3を手に入れたいです。
・嫌な流れが続いているガンバはここで断ち切れるか![spbr]
・過密日程を終えたガンバ戦士のコンディションはどうか![spbr]
・フル代表に招集された選手のコンディションはどうか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第28節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 仙台 |
2 | 3 | |
スコアラー | ||
37分 | 富樫 敬真 | |
矢島 慎也 | 39分 | |
42分 | 富樫 敬真 | |
パトリック | 60分 | |
79分 | 西村 拓真 | |
スタッツ | ||
56% | 支配率 | 44% |
21(6) | シュート | 13(6) |
10 | FK | 7 |
5 | CK | 2 |
1 | PK | 0 |
G大阪 | 仙台 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 27 | ヤクブ スウォビィク |
DF |
3 | 昌子 源 | DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
19 | キム ヨングォン | 5 | アピアタウィア 久 | ||
27 | 髙尾 瑠 | 14 | 石原 崇兆 | ||
MF |
4 | 藤春 廣輝 | 16 | 吉野 恭平 | |
8 | 小野瀬 康介 | MF |
6 | 上原 力也 | |
10 | 倉田 秋 | 7 | 関口 訓充 | ||
11 | 小野 裕二 | 17 | 富田 晋伍 | ||
15 | 井手口 陽介 | 26 | 加藤 千尋 | ||
39 | 宇佐美 貴史 | FW | 11 | 赤崎 秀平 | |
FW | 18 | パトリック | 42 | 富樫 敬真 | |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 22 | ストイシッチ |
DF | 26 | 柳澤 亘 | DF |
3 | 福森 直也 |
MF | 6 | チュ セジョン | 25 | 真瀬 拓海 | |
21 | 矢島 慎也 | MF | 8 | 松下 佳貴 | |
28 | ウェリントン シウバ | 18 | 中原 彰吾 | ||
29 | 山本 悠樹 | FW | 15 | 西村 拓真 | |
FW | 32 | チアゴ アウベス | 33 | フェリペ カルドーゾ | |
選手交代 | |||||
16分 | 小野⇔矢島 | 66分 | 関口⇔中原 | ||
63分 | 高尾⇔柳澤 | 66分 | 富樫⇔カルドーゾ | ||
78分 | 倉田⇔山本 | 66分 | 赤崎⇔西村 | ||
78分 | 藤春⇔ウェリントン | 82分 | 蜂須賀⇔真瀬 | ||
90分 | 加藤⇔福森 | ||||
警告 | |||||
59分 | ヤクブ スウォビィク | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 手倉森 誠 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4777人 |
天候/気温/湿度 | 曇/24.6℃/89% |
主審 | 笠原 寛貴 |
副審 | 西橋 勲、数原 武志 |
第4審判 | 田中 玲匡 |
VAR | 村上 伸次 |
AVAR | 先立 圭吾 |
マッチレビュー
試合の流れ
連敗で迎えたガンバと11試合勝ちのない仙台という調子は決していいとは言えない両チームの対決となりました。
降格圏の争いをする上で非常に大きな影響を及ぼす一戦となるこの試合でガンバはルヴァン杯で三浦選手が負傷交代したため欠場となっています。
それでも3バックを採用し、久しぶりに髙尾選手を右のCBで先発となりました。
代表帰りのヨングォン選手、昌子選手も先発に入り、3バックを形成します。
シャドーの位置には宇佐美選手と小野選手が入り、得点を狙います。
開始早々にはガンバがゴールを狙います。
2分、井手口選手がボールを狩り取ると小野選手からパトリック選手へスルーパス。
受け取ったパトリック選手からのクロスに反応した宇佐美選手が飛び込みますが、シュートは枠には飛ばせませんでした。
9分には倉田選手の浮き球のパスからパトリック選手、宇佐美選手、小野選手と繋ぐとパトリック選手が潰れたところで溢れたボールに対して小野選手が自らゴールを狙いますが、ここも枠に飛ばすことが出来ませんでした。
さらに10分にはパトリック選手のスルーパスに抜け出した小野選手がシュートを打ちますが、またしても枠に飛ばずことが出来ませんでした。
再三ゴールを狙い、相手DFを苦しめていた小野選手ですが、14分にアクシデント!
足を伸ばしたまま座り込んでしまい、矢島選手との交代を余儀なくされてしまいます。
非常にいい動きをしていただけに悔やまれる交代となってしまいました。
34分には交代して入った矢島選手が宇佐美選手のパスを受け取り、狙いすましたシュートを放ちますが、スウォビィク選手のビックセーブで阻まれてしまいます。
ガンバペースの時間帯に得点できないでいると、37分に仙台に先制点を許してしまいます。
右サイドでボールを受け取った蜂須賀選手が絶妙なクロスを上げると、中で富樫選手にドンピシャで合わせられてしまい、ゴールネットを揺らされてしまいます。
しかし、ガンバも黙ってはいません。
39分、宇佐美選手とのワンツーで左サイドを抜け出した藤春選手がクロスを上げると、DFに当たりはしたが、中で矢島選手が頭で合わせ、すぐさま同点に追いつきます。
しかし、42分にまたしても上原選手のFKから富樫選手に頭で合わせられ、失点。
リードを許す展開で前半を終えます。
後半に入ると58分に小野瀬選手の縦パスをワンタッチで宇佐美選手が叩くと、飛び出していた井手口選手に渡ります。
井手口選手はそのまま浮き球のパスを矢島選手に送ると、ラストパスのボールが相手DFの手に当たり、PKを獲得します。
60分、パトリック選手が落ち着いてゴールに蹴り込み、同点に追いつきます。
69分には中原選手のクロスが藤春選手の手に当たりハンドによるPKなのではないかというヒヤッとするシーンがありましたが、ここはその前のプレーがオフサイドで、難を逃れます。
救われたガンバは逆転したいところでしたが、VARの判定に時間がかかったこともあってか、若干集中を切らしている雰囲気が垣間見えてしまいます。
すると79分右サイドでボールをカットされると、そのままカウンターを許してしまい、西村選手の巧みなシュートを放たれ、勝ち越しゴールを許してしまいます。
アディショナルタイムは7分ありましたが、追いつくことはできず、このまま終戦。
ガンバは痛すぎるリーグ戦3連敗を喫しました。
怪我人の状況について
今節の試合では小野選手が前半に負傷交代し、髙尾選手、藤春選手の状態も心配されます。
なかなか怪我明けの選手や過密日程での疲労などもあり、安定して出場できない選手も多くいます。
ウェリントン シウバ選手は帰ってきてくれましたが、貴重な戦力なので慎重に起用してもらって、ここぞの時に大仕事をしてもらいたいですね。
またこのような状況でも東口選手、倉田選手、宇佐美選手、昌子選手らは大きな怪我なく出続けているのは本当にすごいと思いますし、それも才能だなと思います。
これからも怪我なくシーズンを戦い切ってもらいたいですね!
今節の同点ゴール!!
- 矢島選手の珍しいヘディングでのゴール!!
-
小野選手が序盤に交代を強いられ、矢島選手は準備もしっかり出来ていない状況での出番となり、最初の方は試合に入り切れていない様子でした。
しかし徐々に試合のテンポに慣れていくと、34分には惜しいシュートを放ち、存在感を出し始めてくれました。
そんな中、39分の得点シーンは先制を許した直後のとてもいい時間にゴール前に入りこみ、頭で合わせてのゴール。
簡単そうに見えますが、相手も先制して集中力が少し落ちてきた隙を見事に突き、得点を決めてくれました。
あまりストライカーらしいプレーは多かったわけではないのでプレーの幅を広げていければ矢島選手ももう一皮剥けるのではないでしょうか。 - パトリック選手、落ち着いてPKでの同点ゴール!!
-
矢島選手が獲得したPKで、本人も蹴りたがったいたましたが、ストライカーらしくボールを握ったまま離さずキッカーを務めたパトリック選手。
色々な意見がある様ですが、個人的にはキッカーを担当したいと思う選手がいるのはポジティブなことなのかなと思います。
得点しやすいチャンスとはいえ、非常にプレッシャーのかかる時間帯でのPKを蹴る事を志願する選手がいることはいいことだと思います。
そんな展開の中、パトリック選手は責任を持って、きっちり役割を果たしてくれました。
PKの成功率非常に高いですよね!
Next Match に向けて
残念ながら3連敗となってしまいましたが、今できることは嫌な流れを断ち切ることです。
次節は難敵鹿島とのアウェー戦になっていますが、意地でも最低勝ち点1持って帰ることが大事なのかなと思います。
失点も多くなって来ていることはすごく気がかりですが、1週間の間に修正を図って欲しいし、期待を持てるような試合を見せて欲しいなと思います。
これまでのマッチレビューはこちら!
【J1 第27節】G大阪 VS C大阪 @パナスタ
今節はシーズンの中で最も勝たなくてはならない相手、セレッソ大阪との大阪ダービーです。
さらに今シーズンは両チームとも低調で下位に沈み、13位と12位になっており、勝ち点も30で並んでいる状況での激突となりました。
セレッソはクルピ監督との契約解除を発表し、この試合からコーチを務めていた小菊氏が指揮を執ります。
この試合を制したチームは残りのシーズンを楽にすると言っても過言ではない試合なので、勝利を何としてでも奪いたいです。
またルヴァンカップでも対戦が決まっているため、セレッソと3連戦となるので、その意味でも弾みをつけたいところです。
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第27節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | C大阪 |
0 | 1 | |
スコアラー | ||
51分 | 松田 陸 | |
スタッツ | ||
45% | 支配率 | 55% |
11(4) | シュート | 17(4) |
12 | FK | 13 |
5 | CK | 2 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | C大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 21 | キム ジンヒョン |
DF |
3 | 昌子 源 | DF | 2 | 松田 陸 |
4 | 藤春 廣輝 | 14 | 丸橋 祐介 | ||
19 | キム ヨングォン | 15 | 瀬古 歩夢 | ||
26 | 柳澤 亘 | 33 | 西尾 隆矢 | ||
MF |
10 | 倉田 秋 | MF |
4 | 原川 力 |
17 | 奥野 耕平 | 5 | 藤田 直之 | ||
21 | 矢島 慎也 | 10 | 清武 弘嗣 | ||
29 | 山本 悠樹 | 17 | 坂元 達裕 | ||
FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | FW | 9 | アダム タガート |
32 | チアゴ アウベス | 29 | 加藤 陸次樹 | ||
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 50 | 松井 謙弥 |
DF | 5 | 三浦 弦太 | DF |
24 | 鳥海 晃司 |
MF |
8 | 小野瀬 康介 | MF | 18 | 西川 潤 |
15 | 井手口 陽介 | 30 | 喜田 陽 | ||
FW | 18 | パトリック | FW | 13 | 高木 俊幸 |
37 | 山見 大登 | 20 | 大久保 嘉人 | ||
39 | 宇佐美 貴史 | 34 | 山田 寛人 | ||
選手交代 | |||||
60分 | チアゴ⇔山見 | 17分 | 清武⇔山田 | ||
72分 | 奥野⇔井手口 | 65分 | タガート⇔西川 | ||
72分 | 矢島⇔宇佐美 | 84分 | 山田⇔高木 | ||
72分 | ペレイラ⇔パトリック | 84分 | 藤田⇔喜田 | ||
81分 | 山本⇔小野瀬 | 84分 | 加藤⇔大久保 | ||
警告 | |||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 小菊 昭雄 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4976人 |
天候/気温/湿度 | 曇/30.5℃/80% |
主審 | 家本 政明 |
副審 | 田尻 智計、浜本 祐介 |
第4審判 | 中野 卓 |
VAR | 谷本 涼 |
AVAR | 唐紙 学志 |
マッチレビュー
試合の流れ
前節から先発メンバーを9人入れ替え、システムは4-4-2でセレッソに挑んだ大阪ダービー。
レアンドロ ペレイら選手とチアゴ アウベス選手がツートップを組み、2列目のサイドには倉田選手と矢島選手が入りました。
またベンチにはパトリック選手が帰ってきました。
試合は序盤から主導権の奪い合いで、お互い決定的なシーンは生まれていない中、アクシデントが発生します。
17分、セレッソの10番キャプテンの清武選手がチアゴ アウベス選手と球際で接触した際に負傷し、交代を余儀なくされてしまいます。
セレッソにとっては攻撃の中心選手を序盤で欠く格好となりました。
最初のビッグチャンスは24分、昌子選手のパスを加藤選手にカットされると、アダム タガート選手へスルーパスを通され、そのままシュートを打たれます。
ポストに当たり、失点は免れますが、ヒヤッとさせられます。
対するガンバは28分、チアゴ アウベス選手が自身で得たFKを得意の左足で鋭いシュートを放ちますが、僅かに枠を超えてしまいます。
前半アディショナルタイムにアダム タガート選手がエリア内でパスを受けると体勢を崩しながらもシュートに持ち込むシーンはありましたが、お互いゴールを奪うには至らず、スコアレスで前半を折り返します。
後半に入ると立ち上がりの51分に先制点がセレッソに生まれてしまいます。
左サイドのスローインの流れから丸橋選手が中に侵入してくると、ペナルティアークの外で絞って待っていた右SBの松田選手へパスを送ります。
受け取った松田選手にワントラップから右足を振り抜かれ、反応した東口選手は触りましたが、ポストに当たってゴールラインを割り、失点してしまいます。
失点後もなかなか攻撃の息が合わず、テンポが上がらないガンバは60分に山見選手、72分には井手口選手、宇佐美選手、パトリック選手を投入し、流れを引き寄せようとします。
すると、徐々に裏へ抜け出す選手にボールが渡り始めると、78分には左サイドを藤春選手が抜け出し、クロスを上げると、クリアされたボールを倉田選手がコントロールしてシュートを放つなどのシーンが作れるようになってきます。
続いて80分には左サイドで山見選手が粘って繋げると、倉田選手、井手口選手、山本選手、宇佐美選手と繋ぎ、右へ展開すると、ドリブルからシュートを放つも相手GKにセーブされてしまいます。
セレッソの無理をしないパス回しで、チャンスを窺って来る戦いに対して最後の所を崩せないガンバは、さらに小野瀬選手を投入して最後のカードを切ります。
するとテンポのいいパス回しから宇佐美選手がボールを持つと、柔らかいクロスに抜け出した小野瀬選手がダイレクトで折り返し、中でパトリック選手が触ればゴールというシーンを演出しますが、あと一歩合わず得点できません。
終了間際にはゴール前でのFKのチャンスなども得ましたが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、このままタイムアップ。
勝ち点並んで迎えた大阪ダービーは黒星となりました。
悔しいダービー敗戦
勝ち点が並んだ状態で迎えるという、とても珍しい状況で迎えた大阪ダービー。
両チームとも調子の悪い中迎えるのも珍しいと個人的には感じます。
前節横浜FCに敗れて、降格争いを抜け出せずにいるガンバにとって因縁のライバルであるセレッソを倒すことによって、悪い流れを断ち切りたい試合でした。
非常に意味の大きい試合でしたが、結果はついてこず、2連敗。
得点も決めることができずに、ホームで敗れてしまいました。
残念ながらこういう大事な試合を物に出来ないのが今のガンバ大阪というチームです。
すごく辛いですが、切り替えるのも必要ですが、弱さを認めることも必要かと思います。
今シーズンの残りの試合も簡単ではありません。
最後まで集中して、戦いきる気持ちが大事になってくる気がしています。
いい結果になることを信じましょう!
過密日程の終焉
ガンバ大阪を苦しめてきた過密日程の15連戦がついに終わりに近づいています。
残りはルヴァン杯のセレッソ戦2試合です。
今節の試合では残念な結果になってしまいましたが、闘える選手で残り2試合全力をぶつけてリベンジを果たす必要があります。
リーグ戦での優勝の可能性はないので、今シーズンのタイトルを取るという意味ではルヴァン杯と天皇杯で勝ち残るしかありません。
無冠が続いていてガンバにとっては辛いシーズンが続いていますので、まずセレッソにリベンジを果たすことに全力をぶつけてほしいと思います。
過密日程の話題に戻すと、セレッソとの戦いを終えたら、中2日や3日での試合日程から解放され、基本週1回の試合になります。
これまでは試合が次々に来るため練習やリカバリーどころではなかったと思いますが、他のチームと同じようなスケジュールを組めるはずです。
試合中も足が動いていないシーンが垣間見えパスが合わないシーンがあったと思うので、しっかりとリカバリーし、練習で連携を深めて試合に臨めるようになればいいなと思います。
Next Match に向けて
セレッソとのルヴァン杯でのホームとアウェイの戦いのあとは9月12日のホームで仙台戦になります。
1週間程度の調整の時間が空くので、特に選手はやっと連戦を終え、少し休めるはずです。
本当に過密日程の中、コンディションもどんどん悪くなっていく中、踏ん張ってくれていると思います。
ただ戦いが終わったわけではないので、次戦を見据えながら、調整して欲しいと思います。
仙台も勝ち点11差の18位には沈んでいますが、ここ最近は徳島、横浜FCと順位が下のチームに敗れているだけに、ここで勝ちきり絶対に連敗を終えたい試合です。
これまでのマッチレビューはこちら!
【J1 第26節】横浜FC VS G大阪 @ニッパツ
今節は最下位に沈んでいる横浜FCとの対戦になります。
今季横浜FCは序盤から苦戦が続いていましたが、夏の補強で新戦力を補強し、徐々に調子を取り戻している印象です。
ガンバとしては完全に降格圏を抜け出すためにも、絶対に勝ち切りたい試合になります。
相変わらず中3日の厳しい日程ですが、総力戦で勝ち点3を奪いたいところです。
・最下位と苦戦している相手から勝ち点3を勝ち取れるか![spbr]
・新戦力がフィットしつつある相手に対して、どのような闘いを魅せるのか![spbr]
・降格争いからまた一歩抜け出せるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第26節 | ||
スタジアム | ||
横浜FC | VS | G大阪 |
3 | 1 | |
スコアラー | ||
アルトゥール シルバ | 45+5分 | |
48分 | 小野 裕二 | |
フェリペ ヴィゼウ | 80分 | |
安永 玲央 | 90+8分 | |
スタッツ | ||
52% | 支配率 | 48% |
16(7) | シュート | 8(2) |
11 | FK | 18 |
2 | CK | 1 |
0 | PK | 0 |
横浜FC | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 49 | スベンド ブローダーセン | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
5 | ガブリエウ アウト | DF | 5 | 三浦 弦太 |
19 | 伊野波 雅彦 | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
26 | 韓 浩康 | 16 | 佐藤 瑶大 | ||
MF |
2 | マギーニョ | MF |
6 | チュ セジョン |
6 | 瀬古 樹 | 8 | 小野瀬 康介 | ||
15 | 安永 玲央 | 11 | 小野 裕二 | ||
24 | 高木 友也 | 15 | 井手口 陽介 | ||
37 | 松尾 佑介 | 24 | 黒川 圭介 | ||
38 | アルトゥール シルバ | 39 | 宇佐美 貴史 | ||
FW | 39 | 渡邉 千真 | FW | 32 | チアゴ アウベス |
リザーブ | |||||
GK | 44 | 六反 勇治 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF |
3 | 袴田 裕太郎 | DF |
3 | 昌子 源 |
17 | 武田 英二郎 | 4 | 藤春 廣輝 | ||
23 | 前嶋 洋太 | MF | 10 | 倉田 秋 | |
MF | 13 | 小川 慶治朗 | 17 | 奥野 耕平 | |
FW | 11 | 三浦 知良 | 21 | 矢島 慎也 | |
50 | フェリペ ヴィゼウ | FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | |
選手交代 | |||||
60分 | ガブリエウ⇔袴田 | 分 | 福田⇔川﨑 | ||
74分 | マギーニョ⇔前嶋 | 分 | 宇佐美⇔倉田 | ||
74分 | 渡邉⇔ヴィゼウ | 分 | 小野瀬⇔一美 | ||
87分 | Aシルバ⇔小川 | 分 | 井手口⇔ウェリントン | ||
87分 | 高木⇔武田 | 分 | 山本⇔奥野 | ||
警告 | |||||
90分 | 伊野波 雅彦 | 5分 | チュ セジョン | ||
95分 | 松尾 佑介 | ||||
退場 | |||||
47分 | 佐藤 瑶大 | ||||
監督 |
|||||
早川 知伸 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | ニッパツ三ツ沢球技場 |
入場者数 | 3892人 |
天候/気温/湿度 | 晴/30.5℃/71% |
主審 | 今村 義朗 |
副審 | 大川 直也、桜井 大介 |
第4審判 | 佐藤 貴之 |
VAR | 高山 啓義 |
AVAR | 井上 知大 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバは前節から7人メンバーを入れ替え、横浜FCに挑みました。
ワントップにはチアゴ アウベス選手が入り、シャドーには宇佐美選手と小野選手というプラチナ世代の同級生で組み、前線で攻撃を仕掛けました。
ダブルボランチには、チュ セジョン選手と井手口選手が組みました。
対する横浜FCは昨シーズンまでガンバに所属していた渡邉選手がワントップに入り、ガンバにとって嫌な点取屋が立ちはだかりました。
フォーメーションはガンバと同じく、3-2-4-1でミラーゲームとなりました。
試合は開始直後からガンバにとってヒヤッとする展開でスタートします。
1分、マギーニョ選手のパスから渡邉選手が裏に抜け出し、ラストパスを松尾選手に送ると、そのまま押し込まれゴールネットを揺らされます。
しかしこれはVARで渡邉選手が僅かにオフサイドだと判定され、ガンバは難を逃れます。
対するガンバも反撃。
徐々にボールを持つ横浜FCの攻撃をはめだすと、30分に決定機を演出します。
東口選手のロングキックを小野選手が頭でそらすと、チアゴ アウベス選手が抜け出し、ドリブルから得意の左足でシュート。
相手GKに当たりながらも強烈なシュートはゴールネットを揺らします。
しかし、このシュートもオフサイドの判定で先制とはなりませんでした。
前半はお互い決定機が少ない展開で進みましたが、前半アディショナルタイムにこの試合に大きく影響を与えるシーンが生まれてしまいます。
渡邉選手から右サイドの裏に出たボールでマギーニョ選手が抜け出すと、ペナルティエリアの少し外の位置で佐藤選手が後ろから倒してしまう形になってしまい、一発レッドで退場となってしまいます。
さらにこのプレーで得たFKで瀬古選手のボールをアルトゥール シウバ選手に頭で合わせられ、失点。
後半を10人で闘うことに加え1点ビハインドの状態でスタートすることになってしまいます。
10人になったガンバは交代せず、小野瀬選手と黒川選手をサイドバックに落とし、4バックで後半スタートしました。
非常に厳しい展開となりましたが、ガンバ戦士は下を向いていませんでした。
後半開始早々の48分、宇佐美選手の左CKから菅沼選手が競った際にボールが高く上がると、そのボールを小野選手がヘディングでゴールに押し込み、同点に追いつきます。
試合は徐々に落ち着き、横浜FCもガンバの攻撃に慣れてきた頃に昌子選手、倉田選手、矢島選手を投入し、3バックに戻します。
しかし、一人少ないガンバはなかなか攻撃の形を作れず、横浜FCのシュートが徐々に増えていきます。
すると80分、昌子選手が上がっていた中、フェリペ ヴィゼウ選手にゴール前まで侵入されると、一旦、井手口選手がクリアしますが味方に当たり、跳ね返ったボールを三浦選手がクリアミスをしてしまいます。
すると、こぼれたボールをフェリペ ヴィゼウ選手が豪快に左足でゴールネットを揺らされ、失点してしまいます。
反撃をしなければならないガンバは88分矢島選手のFKに菅沼選手が頭で合わせ、豪快にゴールネットを揺らすも、これもオフサイドの判定で追いつけません。
これでより攻撃に重きを置かなければならなくなったガンバは藤春選手を左サイドの高い位置に投入し、三浦選手も前線に上げて、クロスからの得点を狙います。
すると95分、左サイドでボールを持った倉田選手から左足で絶妙なクロスが上がると、中で構えていた三浦選手が頭で合わせますが、これは相手GKスベンド ブローダーセン選手にファインセーブされ、ここでも同点に追いつけません。
同点に追いつくために攻撃を厚くしていたガンバでしたが、98分自陣の深い所まで運ばれ安永選手にボールが渡ります。
安永選手は時間を稼ぐと見せかけ、中に切り込み、右足を振り抜くと、東口選手も届かないコースにボールが飛び、痛すぎる追加点を許してしまいます。
試合はこのまま終了し、ガンバは1-3で敗れ、横浜FCはこの勝利で大分を抜き最下位を脱出しました。
小野選手気迫の同点ゴール
昨シーズンから怪我に苦しんでいる小野選手にとって嬉しい今シーズン初ゴールをマークしました。
10人になって苦しい展開の中、セットプレーを物にするチームにとって貴重なゴールでした。
結果的に勝利には結びつきませんでしたが、後半開始早々という決める時間も完璧でしたね。
【J1 第26節 横浜FC戦】
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) August 25, 2021
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ゴール動画🎥
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48分 #宇佐美貴史 からのCKを #菅沼駿哉 が競ると、高く上がったボールに #小野裕二 が反応し頭で合せゴール左隅へ流し込む⚽#TOGETHERasONE #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/oJrLI2350i
静かすぎて大阪らしからぬと言われるガンバ大阪ですが、その中でも熱く、厳しく発言できる貴重な選手です。
これから浮上していくには不可欠な選手なので、このゴールで勢いに乗って欲しいですね。
なかなか怪我明けということもあるのでしょうが、プレー時間は少しずつ伸ばしている状況だと思います。
まだまだプレーしている姿を見る限り、好プレーを披露してくれる熱い漢 小野 裕二選手のプレーをもっと見たいですね!
非常に痛い敗戦
過密日程の中、大きくメンバーを入れ替えた中での一戦になりましたが、中々流れに乗れない展開で、前半終了間際に退場者を出し、失点するという苦しい試合でした。
それでも後半頭に追いつくという意地は見せてくれましたが、チームとして勢いに乗るには至らず、失点を重ね、敗れるという悔しい結果でした。
残留争いから完全に抜け出す意味でもガンバより順位が下のチームに敗戦は許されない状況で、徳島に続いて、今節も横浜FCに勝ち点3を与えてしまいました。
過密日程の中、選手もコンディションが落ちているのは理解できるので、苦しいですが、アウェーとはいえ、せめて勝ち点1でも持って帰りたい試合でしたね。
終わったことを言ってもしょうがないので、この敗戦を引きづらないこと、活かすことが、これから大事になってくると思います。
Next Match に向けて
次節は同じ大阪のチームのセレッソ大阪とのホームゲームになります。
お互い同じ勝ち点で迎える試合で、勝った方が順位が上になるというわかりやすい試合になります。
ダービーという意味でも絶対に負けることは許されませんが、これからのリーグ戦のことを考えても非常に重要な試合です。
リーグ戦の後にルヴァン杯でもセレッソとの試合が組まれているため3連戦となりますが、その1戦目のホームゲームを絶対に勝ち切りたいですね。
勢いに乗り、嫌な流れを断ち切るためにも勝利がとても大きい意味を示すことは間違いありません!
これまでのマッチレビュー
【J1 第25節】G大阪 VS FC東京 @パナスタ
リーグ戦においては1週間以上間隔を置いて開催される今節はガンバより順位が上のFC東京との試合となります。
前節の清水戦、天皇杯の松本戦に勝利し、公式戦2連勝の勢いを活かしてホームで上位の相手を叩きたいところです。
FC東京のホーム「味スタ」で開催された前回の対戦では開始早々にゴールを許し、苦しい試合展開となってしまいました。
それだけに今回は、先制ゴールを奪い、いい流れで試合を進められるかがキーになってきそうです。
・順位が上の相手となるFC東京をホームで叩けるか![spbr]
・公式戦2連勝中の勢いを活かして、連勝を伸ばせるか![spbr]
・先制点を奪い、いい流れに乗って試合を進められるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第25節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | FC東京 |
0 | 0 | |
スコアラー | ||
スタッツ | ||
55% | 支配率 | 45% |
16(4) | シュート | 17(3) |
16 | FK | 14 |
4 | CK | 8 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | FC東京 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 13 | 波多野 豪 |
DF |
3 | 昌子 源 | DF | 3 | 森重 真人 |
5 | 三浦 弦太 | 6 | 小川 諒也 | ||
19 | キム ヨングォン | 22 | 中村 拓海 | ||
MF |
4 | 藤春 廣輝 | 32 | ジョアン オマリ | |
8 | 小野瀬 康介 | MF |
10 | 東 慶悟 | |
10 | 倉田 秋 | 15 | アダイウトン | ||
21 | 矢島 慎也 | 20 | レアンドロ | ||
29 | 山本 悠樹 | 21 | 青木 拓矢 | ||
39 | 宇佐美 貴史 | 31 | 安部 柊斗 | ||
FW | 18 | パトリック | FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 1 | 児玉 剛 |
DF | 13 | 菅沼 駿哉 | DF |
4 | 渡辺 剛 |
26 | 柳澤 亘 | 49 | バングーナガンデ 佳史扶 | ||
MF | 15 | 井手口 陽介 | MF | 7 | 三田 啓貴 |
17 | 奥野 耕平 | 8 | 高萩 洋次郎 | ||
FW | 32 | チアゴ アウベス | FW | 11 | 永井 謙佑 |
37 | 山見 大登 | 27 | 田川 亨介 | ||
選手交代 | |||||
70分 | 宇佐美⇔山見 | 64分 | D オリヴェイラ⇔永井 | ||
70分 | 倉田⇔井手口 | 74分 | 東⇔三田 | ||
73分 | 藤春⇔柳澤 | 74分 | アダイウトン⇔田川 | ||
81分 | 矢島⇔奥野 | 84分 | レアンドロ⇔高萩 | ||
81分 | 山本⇔チアゴ | ||||
警告 | |||||
57分 | 倉田 秋 | 37分 | 青木 拓矢 | ||
82分 |
レアンドロ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 長谷川 健太 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4973人 |
天候/気温/湿度 | 曇/27.1℃/90% |
主審 | 西村 雄一 |
副審 | 三原 純、田中 利幸 |
第4審判 | 上村 篤史 |
VAR | 小屋 幸栄 |
AVAR | 先立 圭吾 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバはこの試合でGAMBAEXPO2021記念ユニフォームを着用して勝ち点3を目指しました。
このユニフォームはアメリカを拠点に活躍されている太田 翔伍さんによってデザインしていただいた記念ユニフォームです。
とてもカッコいいデザインですね!
天皇杯では主力を温存したガンバですが、今試合での気になる先発メンバーには前節からの変更は1人で、柳澤選手に変わり小野瀬選手が入りました。
過密日程の中ではありますが、1週間以上の間隔が空いているので、ここ最近の現状では割とフレッシュなメンバーで挑みました。
試合はガンバがボールを持てる展開で試合が進みます。
最初のチャンスはガンバ。
7分に左サイドでボールを握ると、裏に抜け出した藤春選手からマイナスのボールを受け取った宇佐美選手が受け取り、相手DFの間合いを外しながらシュートを放ちますが、波多野選手のセーブに遭います。
さらに20分。ボールは、小野瀬選手からのパスを受けとった矢島選手のターンから宇佐美選手を経由。裏に飛び出した藤春選手にボールが出ると、藤春選手からのクロスをレアンドロ ペレイラ選手が合わせるもミートせず、枠を外れてしまいます。
ガンバは序盤に藤春選手の良さが出て得たチャンスをゴールに繋げることは出来ませんでした。
FC東京もブロックを形成しながら、強力なブラジル人助っ人3選手がチャンスを伺いますが、決定機は生まれず、スコアレスで前半を終えます。
後半に入ると、打って変わって両チームとも攻撃のギアを上げ、シュートの撃ち合いになります。
最初のチャンスはFC東京。
49分にコーナーキックのクリアボールをダイレクトで小川選手にシュートを放たれると、ポストに直撃します。
そこからガンバは宇佐美選手や矢島選手、FC東京はアダイウントン選手やレアンドロ選手がシュートまでいく展開はありますが、お互いゴールネットを揺らすには至りません。
64分にはFC東京は永井選手を投入し、ガンバにとっては脅威の足を持つ選手を投入してきます。
永井選手のスピードを警戒する時間帯もありましたが、ガンバは68分にチャンスを迎えます。
右サイドでボールを持つと、矢島選手から好クロスが上がると、逆サイドから中に入っていた藤春選手が頭で合わせ、枠にボールは飛びましたが、波多野選手のセーブに遭います。
ガンバも交代枠を使い、得点を目指します。
70分、宇佐美選手と倉田選手を下げ、山見選手と井手口選手を投入。73分には足を痛めた藤春選手に変わって柳澤選手を投入。
さらに攻勢を強めたいガンバは81分には矢島選手と山本選手を下げ、奥野選手とチアゴ アウベス選手を投入します。
対するFC東京もレアンドロ選手に変わって高萩選手を投入し、両チームとも得点を目指します。
しかし、FC東京はゴール前でのフリーキックのチャンスや田川選手の絶好機などを活かせず、ガンバも山見選手のシュートやチアゴ アウベス選手のゴール前のチャンスやフリーキックもゴールには結び付かず、スコアレスで試合を終えました。
上位相手にスコアレスドロー
ガンバよりも順位が上のFC東京との試合になりましたが、スコアレスドローに終わりました。
今季のガンバの勝利は下位に沈んでいる相手がほとんどで、上位にはあまり勝てていません。
降格圏を意識すると下位相手に取りこぼしは絶対にあってはならない結果にはなるので、最低限の結果は得れてはいます。
しかし、よりガンバらしく上位に食い込んでいくためには、こういう試合も物にしないといけません。
試合後のインタビューで昌子選手も答えていましたが、上位のチーム相手でも勝ち点3を奪えるようになっていきたいなと思います。
イケイケアタッカー
今節に限った話ではないですが、交代出場で出てきた山見選手とチアゴ アウベス選手は怖い物知らずで、どんどん仕掛けていて気持ちがいいですね!
相手も味方も疲れている中で途中からの投入なので元気が有り余っているのもありますが、どんどん仕掛けて相手の脅威になってくれています。
山見選手は左サイドを中心に切り込んでシュートや中に合わせたり、チアゴ アウベス選手も得意の左足を武器にシュートまで打ち切り、存在感を示してくれました。
今節は残念ながら結果には繋がりませんでしたが、続けていくことが大事だと思うので、ゴールを狙い続けてもらいたいですね!
Next Match に向けて
次節は中3日で横浜FCとの試合になります。
再開に沈む相手とはなりますが、夏に助っ人を補強し、少しずつ調子は上向きになりつつある相手となるので、油断は出来ません。
降格圏とは少し勝ち点差は開いてきてはいるものの安心はできない状況なので、確実に勝ち点を積み重ねたい試合になります。
アウェイでの難しい試合が予想されますが、絶対に勝ち点3を奪い、週末からの大阪ダービーの連戦に弾みをつけたいですね!
林 陵平「Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます」レビュー
東京ヴェルディアカデミーから明治大学を経由し、Jリーグの複数チームで活躍され、現在は引退され東京大学運動会ア式蹴球部監督をされている林 陵平さんが出版された「Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます」を読みましたので、レビューします。
出版されてから数ヶ月たってしまっているので、知っている方も多いかもしれませんが、
これから当ブログで試合のレビューをしていく上でも、非常に参考になることも多かったので記事にしたいと思います。
林さんは12年に渡り、東京V、柏、山形、水戸、町田、群馬でプレーし、Jリーグ通算300試合67得点を記録。
長きに渡りそれぞれのチームで活躍し、ストライカーとして得点を重ね、最後には300試合を達成するのはかっこいいですね!
現役時代から解説をされていたり、ヨーロッパで活躍している選手のゴールパフォーマンスなどで盛り上げられている姿が印象に残っていたので、海外サッカーに詳しいのは知っていました。
そんな林さんが出版される本ということでタイトル的にも興味が湧いたので、飛びつきました!
本書を読んで
実際に「Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます」を読んでみて、
タイトルの通りでした!笑
知らないことがたくさん記載されていて、へえ〜と思わされることはもちろんのこと。
プロはそこに目をつけるのか!など
普段サッカーに触れている分には気づくことができないような事に触れることができます!
あとサッカーに詳しいとは言えなくなるかもしれません…。笑
林さんの海外サッカーマニアっぷりには降参せざるをえません。
これからサッカーの観戦をする際に観るポイントが増えたり、
選手個々のイメージが変わったり、知識がとにかく増えるので、
すごくおすすめの一冊になっています。
本書の紹介
林さんのツイートで、私も出版されたことを知りました。
サッカー実況などでお馴染みの方々も本書をとり、コメントされていますので紹介していきます。
明治大学の同期である長友 佑都選手も絶賛されているという帯がついていますが、
YouTube、DAZNが100倍楽しくなるというのはその通りですね。
解説者の方々もオススメしています。
サッカーを確実に自分より知っている人から見ても発見があるように感じるみたいですね!
さいごに
ここまで読んでいただいた方、「Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます」に興味を持って頂けたでしょうか。
私はこの本を手に取って、よりサッカーを知りたいと改めて思ったし、勉強したいと感じました。
最新のトレンド、戦術、好調な選手などサッカー界の情報は凄まじい量でとてもじゃないけど
追わないと追いつけません。
そんな中、62名の選手や監督についてのエピソードなどをピックアップして紹介していただいている一冊になっているので、
興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
まだまだ林さんは情報をたくさん持っているような気がするので、第二弾が出てもおかしくないですね!
東京大学ア式蹴球部の監督も忙しいでしょうが、これからの監督キャリアも期待です。