【J1 第22節】G大阪 VS 神戸 @パナスタ
今節は前節のAFCアジアチャンピオンズリーグからの再開戦から中3日での試合になります。
今シーズン開幕戦では敗れた神戸をホームに迎え、連勝を目指します。
神戸は古橋がセルティックへの移籍でチームを離れ、小さくない穴ができているはずです。
ガンバとしては確実に得点力は落ちるであろう神戸に対して、失点を少なく抑えられるか、先制点を奪取できるかが勝ち点3へのポイントとなる試合になりそうです。
リーグ戦ではここ4試合負けていませんが、リーグ戦に置いて上位のチームとは当たっていないので、3位の神戸相手にどのような闘いを披露できるか注目です!
・徳島戦から中3日での試合。コンディションはどうなのか![spbr]
・開幕戦で敗れた相手に対してリベンジなるか!spbr]
・ガンバは上位のチーム相手にどのような闘いができるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第22節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 神戸 |
1 | 2 | |
スコアラー | ||
パトリック | 19分 | |
27分 | ドウグラス | |
31分 | 田中 順也 | |
スタッツ | ||
44% | 支配率 | 56% |
13(4) | シュート | 8(5) |
13 | FK | 11 |
7 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | 神戸 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 32 | 廣永 遼太郎 |
DF | 5 | 三浦 弦太 | DF | 4 | 小林 友希 |
13 | 菅沼 駿哉 | 17 | 菊池 流帆 | ||
19 | キム ヨングォン | 19 | 初瀬 亮 | ||
MF | 6 | チュ セジョン | 24 | 酒井 高徳 | |
8 | 小野瀬 康介 | MF | 5 | 山口 蛍 | |
17 | 奥野 耕平 | 6 | セルジ サンペール | ||
20 | 一美 和成 | 7 | 郷家 友太 | ||
24 | 黒川 圭介 | 31 | 中坂 勇哉 | ||
28 | ウェリントン シウバ | FW | 21 | 田中 順也 | |
FW | 18 | パトリック | 49 | ドウグラス | |
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 30 | 伊藤 元太 |
DF | 3 | 昌子 源 | DF |
4 | トーマス フェルマーレン |
MF | 10 | 倉田 秋 | 23 | 山川 哲史 | |
21 | 矢島 慎也 | MF | 20 | 井上 潮音 | |
29 | 山本 悠樹 | 22 | 佐々木 大樹 | ||
9 | レアンドロ ペレイラ | 37 | 増山 朝陽 | ||
FW | 39 | 宇佐美 貴史 | FW | 9 | 藤本 憲明 |
選手交代 | |||||
59分 | 一美⇔宇佐美 | 67分 | 田中⇔藤本 | ||
74分 | 奥野⇔倉田 | 67分 | 中坂⇔井上 | ||
74分 | セジョン⇔山本 | 79分 | ドウグラス⇔フェルマーレン | ||
79分 | ウェリントン⇔ペレイラ | 79分 | 郷家⇔増山 | ||
79分 | 三浦⇔矢島 | 89分 | サンペール⇔山川 | ||
警告 | |||||
52分 | ウェリントン シウバ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
松波 正信 | 三浦 淳寛 |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4998人 |
天候/気温/湿度 | 晴/31℃/49% |
主審 | 飯田 淳平 |
副審 | 越智 新次、熊谷 幸剛 |
第4審判 | 岡 宏道 |
VAR | 池内 明彦 |
AVAR | 大塚 晴弘 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバは先発フォーメーションは3-4-2-1のままで、メンバーを前節の福岡戦から6人入れ替えて、神戸に挑みました。
神戸はイニエスタ選手は不在で、移籍した古橋選手が抜けたFWにはガンバ戦で得点を決めている田中 順也選手を起用してきました。
そんな中キックオフした試合はお互いプレスを強めにかける展開でスタート!
19分にはガンバが先制に成功。
奥野選手から左サイドに開いたウェリントン シウバ選手に展開すると、ウェリントン シウバ選手がタメを作り、絶妙なタイミングでクロスを上げると、パトリック選手が中で合わせて、先制ゴールをゲットしました!
これでパトリック選手は前節の福岡戦に続いて、2試合連続のゴールとなりました!
しかし、ガンバはリードを守ることはできず、27分にガンバアカデミー出身の初瀬選手の左CKからドウグラス選手にヘディングで合わせられ、失点してしまいます。
同点に追いつかれたガンバは30分に黒川選手が左からのクロスをあげ、ゴール前混戦の中でウェリントン シウバ選手が拾ったボールを、小野瀬選手が受け取りシュートを放ちますが、相手GKに防がれてしまいます。
神戸を突き放すゴールを決められなかったガンバは直後の31分に逆転ゴールを許してしまいます。
サンペール選手からの大きな右サイドへのパスを受け取った酒井選手が右サイドで仕掛け、黒川選手との一対一を制しクロスを上げると、中で田中選手に合わせられ、失点します。
逆転をして、勢いに乗った神戸は前半ロスタイムには初瀬選手からのクロスを拾ったドウグラス選手が身体を捻ったシュートは枠に飛びましたが、東口選手が横っ飛びでセーブし、追加点は許さず、前半を終えました。
1-2でリードを許したガンバは55分に相手ゴールを脅かします!
ヨングォン選手がクロスを上げると神戸DFにクリアされるも、そのボールを奥野選手がヘディングで跳ね返す!
跳ね返ってきたボールを神戸DFの小林選手がクリアを試みるも、ボールは枠内に飛び、あわやオウンゴールになりかけたものの、廣永選手がかき出してガンバの同点ゴールにはなりませんでした。
両チームGKの奮闘が目立つ展開となったガンバは59分に宇佐美選手、74分には倉田選手と山本選手を投入。
それでも打開できずにいると、79分にはレアンドロ ペレイラ選手と矢島選手を投入し、システムを4-4-2に変更します。
それを見た神戸はすかさず、フェルマーレン選手を投入し、3バックへスイッチし、逃げ切りを図ってきます。
お互いシステムを変更後にガンバはビッグチャンスを得ます!
84分、矢島選手の浮き球パスを受け取ったパトリック選手はコントロールから左足でシュートを放つと、バー直撃。
アディショナルタイムには黒川選手のロングスローの流れから、宇佐美選手がコントロールし、右足を振り抜くもゴール右に外れてしまい、タイムアップ。
神戸に敗れ、連勝とはなりませんでした。
ウェリントン シウバ選手起用について
今節の試合では、前半の早い時間に先制点を奪取できました。
先制点をアシストしたウェリントン シウバ選手は降格圏に沈むガンバにとって、キーマンになってくるプレーを披露してくれました。
アジアチャンピオンズリーグでも出番を与えられた時には結果やインパクトを残してくれましたし、ガンバにフィットしてきている印象を持てます。
この試合では左のシャドーで先発しましたが、左サイドで起点を作り、ドリブルやパスで相手DFの脅威になっていたと思います。
パトリック選手にも絶妙なクロスでアシストをマークしましたし、本人にとっても自信になったのではないでしょうか。
これからもっと先発で見たい選手です!
試合展開について
試合展開的にはすごく勿体無い試合運びになってしまいました。
せっかく良い形で早い時間に先制点を決めることが出来たのに、すぐに追いつかれ、その勢いで逆転した神戸に追いつくことが出来ずタイムアップ。
得点が生まれた直後の時間は「大事にしろ!」とか「集中しろ!」など、よく言われますが、それがまさしく当てはまる試合だったのではないかなと思います。
そこがガンバにとってパトリック選手の先制点から、よくない方向で得点が生まれてしまいました。
今のガンバ大阪は2点も3点もJリーグで得点を残念ながら重ねることは出来ていません。
だからこそ、この逆転負けは同じことを繰り返さないためにも教訓にしてほしいと思います。
Next Match に向けて
今節は残念ながら敗れてしまいましたが、ガンバの過密で組まれている次の試合はすぐにやってきます。
対戦相手は常勝鹿島をホームに迎えます。
昨シーズンはホームでの試合は勝ちましたが、ここ最近は引き分けも多い相手です。
対鹿島戦連勝とし、降格圏脱出を早めにしたいところです。
これまでのマッチレビュー