【J1 第19節】湘南 VS G大阪 @レモンS
中断前最後の3連戦締めくくりの試合になります。[spbr]
ガンバは2連勝中で、敵地レモンガススタジアムにて湘南相手に3連勝を目指します。
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湘南はここ4試合勝利がなく、やや調子を落としています。[spbr]
ガンバは、勝てば消化試合が少ないながらも15位まで浮上できるので、絶対に勝ちたい試合です。
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中2日という過密日程、昌子選手とヨングォン選手というDFラインを支える日韓代表コンビが不在という不安材料もありますが、勝ち点3を目指し湘南に挑みます。
・2連勝中のガンバ。連戦の締めくくりを勝利で終えられるか![spbr]
・やや調子を落としている湘南をアウェーで叩けるか![spbr]
・昌子選手、ヨングォン選手不在の中、過密日程を乗り越えられるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第19節 | ||
レモンガススタジアム平塚 | ||
湘南 | VS | G大阪 |
0 | 0 | |
スコアラー | ||
スタッツ | ||
54% | 支配率 | 46% |
13(3) | シュート | 6(1) |
8 | FK | 13 |
6 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
湘南 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 23 | 富居 大樹 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
3 | 石原 広教 | DF |
5 | 三浦 弦太 |
4 | 舘 幸希 | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
8 | 大野 和成 | 16 | 佐藤 瑶大 | ||
MF |
6 | 岡本 拓也 | MF |
8 | 小野瀬 康介 |
10 | 山田 直輝 | 10 | 倉田 秋 | ||
25 | 中村 駿 | 15 | 井手口 陽介 | ||
27 | 池田 昌生 | 21 | 矢島 慎也 | ||
42 | 高橋 諒 | 30 | 塚元 大 | ||
FW | 9 | ウェリントン | 39 | 宇佐美 貴史 | |
33 | 町野 修斗 | FW | 18 | パトリック | |
リザーブ | |||||
GK | 31 | 立川 小太郎 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 22 | 大岩 一貴 | DF |
27 | 髙尾 瑠 |
26 | 畑 大雅 | MF |
6 | チュ セジョン | |
MF |
20 | 名古 新太郎 | 17 | 奥野 耕平 | |
29 | 三幸 秀稔 | 28 | ウェリントン シウバ | ||
32 | 田中 聡 | FW |
9 | レアンドロ ペレイラ | |
FW | 13 | 石原 直樹 | 20 | 一美 和成 | |
選手交代 | |||||
67分 | 岡本⇔畑 | 45分 | 塚元⇔髙尾 | ||
78分 | 山田⇔田中 | 60分 | パトリック⇔ペレイラ | ||
78分 | 池田⇔名古 | 74分 | 倉田⇔奥野 | ||
89分 | 町野⇔石原 | 74分 | 宇佐美⇔一美 | ||
91分 | 井手口⇔ウェリントン | ||||
警告 | |||||
63分 | レアンドロ ペレイラ | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
浮嶋 敏 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | レモンガススタジアム平塚 |
入場者数 | 4610人 |
天候/気温/湿度 | 曇/21.6℃/76% |
主審 | 池内 明彦 |
副審 | 堀越 雅弘、桜井 大介 |
第4審判 | 柿沼 亨 |
VAR | 今村 義朗 |
AVAR | 三上 正一郎 |
マッチレビュー
試合の流れ
昌子選手とヨングォン選手不在の中、3バックを継続するのか注目が集まりましたが、今節も継続されました。
3バックのメンバーは右から三浦選手、菅沼選手、佐藤選手で組まれ、守備陣は形成されました。
宇佐美選手、パトリック選手、井手口選手、小野瀬選手らもスタメンに復帰し、湘南相手に挑みました。
序盤は一進一退の展開で試合の幕を開けました。
湘南はウェリントン選手の高さ・強さや右サイドの攻撃を中心にチャンスをつくりました。
対するガンバは9分に東口選手のロングキックを相手DFにクリアされると、パトリック選手が拾い、宇佐美選手へ絶妙なスルーパスを送るも、宇佐美選手のタッチは長くなり、シュートは枠に飛ばせませんでした。
その後は湘南が攻勢を強めていき、ガンバは守備の時間が長くなっていきます。
塚元選手と佐藤選手で形成している左サイドの裏を何度か突かれてしまいます。
湘南・池田選手のクロスからウェリントン選手のボレーシュートはギリギリ枠外へ。また、町野選手の右サイドからのロングスローに山田選手が反転してのボレーシュートはポストに当たるなど、ヒヤッとするシーンが続いてしまいます。
しかし、失点はすることなくスコアレスで前半を折り返します。
後半に入ると連戦の疲れが見えた塚元選手を下げ、小野瀬選手を左サイドに回し、髙尾選手が右サイドに入ります。
しかし、後半は更に湘南の攻勢が強まり、ガンバは劣勢になってしまいます。
55分には湘南にロングボールを蹴られるとウェリントン選手が落とし、町野選手の左足から鋭いシュートを打たれてしまいますが、枠外で難を逃れます。
ガンバも60分には前節2ゴールのレアンドロ ペレイラ選手をパトリック選手に代え、投入して嫌な流れを断ち切ろうと試みます。
しかし、67分に湘南も畑選手を投入し、右サイドの攻撃に厚みを加えるとよりシュートを打たれるシーンが増えてしまいます。
88分にはその畑選手にガンバの左サイドを破られるとクロスを上げられ、高橋選手に合わせられるも東口選手がビッグセーブで防ぎ、この試合最も危なかったシーンを逃れます。
ガンバも後半アディショナルタイムには最後の交代枠でウェリントン シウバ選手を投入し、リズムを掴みかけるも、決定的なシーンを作るまでには至らず、0-0で痛み分けとなりました。
代表選手不在の影響について
昌子選手とヨングォン選手の不在の影響が感じられる試合となってしまいました。
特に左CBで前節までの2試合フル出場を果たしたヨングォン選手の欠場は大きかったですね。
このポジションはビルドアップの際に左足でボールを扱わないと、相手FWのプレスから逃れにくいです。
その点おそらく佐藤選手は、左足で扱うのに慣れていないところを相手から狙われているように見えたので厳しかったですね。スピード面でも終盤は特に疲れもあり、大変そうでした。
佐藤選手も悔しい経験になったと思いますが、バネにして成長してもらいたいですね!
無失点で終えられたことはポジティブに捉えていいと思うので、これからの成長に期待です!
降格圏脱出について
湘南戦はスコア的には0-0でしたが、正直劣勢の時間が長く、負けなくてよかったという展開でしたので、勝ち点1を獲得できて良かったと思います。
勝ち点14になったガンバは、柏と仙台と並び得失点の差で降格圏から抜け出し、16位に浮上できました。
試合内容など納得できていないファン・サポーターは多いと思いますが、中断前に降格圏から抜け出したのはポジティブに捉えていいと思います。
ACLや天皇杯はありますが、7月17日までリーグ戦はありません。
それまでに試合はあるので、『松波監督でいく!』と決めたからには実戦を通して連携を深めて闘い方を共有して欲しいなと思います。
あとは、しばらくベンチ入りしていない選手も多くいます。
どういう状態なのかわかりませんが、早く復帰してピッチを駆け巡る姿を見たいなと思います。
Next Match に向けて
湘南戦をもちましてリーグ戦に関しては1ヶ月以上中断期間になります。
松波監督に代わってバタバタで落ち着く期間はなく進みますが、これから良い方向に進んでいけるといいなと思います。
どの大会にどのような強度で挑むのかわかりませんが、中断明けには好転したガンバ大阪が見られることを期待しています。
中2日や中3日の試合がこれからは多々あります。出番のない選手などいないと思います。
総力戦になるので、暑い時期になっていきますが、熱い試合をどんどん魅せてもらいたいと思います。