【J1 第9節】柏 VS G大阪 @三協F柏
新型コロナウイルスによる中断から再開後3試合目。
未だ勝ち星とゴールのないガンバ大阪。
苦しい闘いが続いているが、守備陣の奮闘により無失点を継続できているのは好材料。
それでもやっぱり得点を奪い、嬉しい初勝利で喜びたいところです。
相手は今シーズンはオルンガ選手という昨シーズンの得点王が抜けたからか波に乗れていない柏レイソル。
過密日程の影響もあり、前節からスタメン5人を入れ替えて挑みました。
・今シーズン未だ勝ちなしのガンバ。初勝利なるか![spbr]
・DF陣は奮闘し、再開後無失点。継続なるか![spbr]
・スタメンを前節から5人変更。この采配は吉と出るか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第9節 | ||
三協フロンテア柏スタジアム | ||
柏 | VS | G大阪 |
1 | 0 | |
スコアラー | ||
大谷 秀和 | 76分 | |
スタッツ | ||
50% | 支配率 | 50% |
22(4) | シュート | 10(1) |
8 | FK | 11 |
11 | CK | 4 |
0 | PK | 0 |
柏 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 17 | キム スンギュ | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
4 | 古賀 太陽 | DF | 3 | 昌子 源 |
25 | 大南 拓磨 | 5 | 三浦 弦太 | ||
44 | 上島 拓巳 | 24 | 黒川 圭介 | ||
MF | 11 | マテウス サヴィオ | 27 | 髙尾 瑠 | |
13 | 北爪 健吾 | MF |
6 | チュ セジョン | |
20 | 三丸 拡 | 10 | 倉田 秋 | ||
26 | 椎橋 慧也 | 29 | 山本 悠樹 | ||
33 | 仲間 隼斗 | 32 | チアゴ アウベス | ||
FW | 9 | クリスティアーノ | FW | 9 | レアンドロ ペレイラ |
10 | 江坂 任 | 18 | パトリック | ||
リザーブ | |||||
GK | 21 | 佐々木 雅士 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 50 | 山下 達也 | DF |
13 | 菅沼 駿哉 |
7 | 大谷 秀和 | MF |
8 | 小野瀬 康介 | |
MF |
31 | イッペイ シノヅカ | 14 | 福田 湧矢 | |
39 | 神谷 優太 | 15 | 井手口 陽介 | ||
FW | 19 | 呉屋 大翔 | FW |
20 | 一美 和成 |
35 | 細谷 真大 | 39 | 宇佐美 貴史 | ||
選手交代 | |||||
後24分 | 椎橋⇔大谷 | 後0分 | ペレイラ⇔宇佐美 | ||
後41分 | サヴィオ⇔神谷 | 後18分 | 山本⇔井手口 | ||
後18分 | チアゴ⇔小野瀬 | ||||
後32分 | 倉田⇔福田 | ||||
後35分 | 黒川⇔一美 | ||||
警告 | |||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
ネルシーニョ | 宮本 恒靖 |
試合情報 | |
試合会場 | 三協フロンテア柏スタジアム |
入場者数 | 5555人 |
天候/気温/湿度 | 晴/15.3℃/34% |
主審 | 小屋 幸栄 |
副審 | 五十嵐 泰之、岩崎 創一 |
第4審判 | 柿沼 亨 |
VAR | 荒木 友輔 |
AVAR | 中野 卓 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバはツートップにパトリック選手とレアンドロ ペレイラ選手のブラジル人2人を起用。
高さのある前線に加えて倉田選手とチアゴ アウベス選手の2人をサイドで先発。
ボランチは司令塔タイプのパスに優れるセジョン選手と山本選手が揃って先発しました。
序盤は比較的ガンバがボールを保持していました。
セジョン選手の大きめのサイドチェンジや山本選手の裏を狙うパス多めでボールを握る時間が多かったです。
またセジョン選手がいるため、普段より山本選手が前目のポジションでプレーしていました。
DF陣も昌子選手を軸に相手攻撃陣を的確に潰しながら、ロングフィードなどで後ろからパスワークをフォローしていました。
対して柏は江坂選手を中心にクリスティアーノ選手やマテウス サヴィオ選手ら攻撃陣の鋭いカウンターなどで応戦する構図となりました。
お互い前半にはチアゴ アウベス選手のミドルシュートやマテウス サヴィオ選手がゴール前に飛び込むシーンなどは見られましたが、決定的なシュートは打てず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半からはほとんど目立つことができなかったレアンドロ ペレイラ選手に変えてエース宇佐美選手を投入。
ガンバは積極的に宇佐美選手にボールを集めました。
しかしガンバも宇佐美選手が抜け出してシュートを打ったシーンや倉田選手からラストパスを受け取ったシーンなどチャンスはありましたが、柏の方が優位に試合を進めていた印象でした。
それでも東口選手のビッグセーブを含めて守備陣が奮闘していましたが、75分にCKのこぼれ球から大谷選手のシュートがゴールに吸い込まれ失点。
ガンバも同点弾を最後まで狙いましたが追いつけず、このまま悔しい敗戦となりました。
ツートップの人選について
この試合ではパトリック選手とレアンドロ ペレイラ選手の先発起用。タイプは違うにしろ約190cmの長身FWを同時起用は少し驚きました。
実際パトリック選手は裏を狙う動きや守備でも走る印象がありましたが、あまりレアンドロ ペレイラ選手はボールに絡む動きが少なく、セジョン選手や山本選手がボールを持っても受け取るシーンは少なかったように思えました。
サイドに展開するプレーも良いですが、縦にボールを当てるプレーは絶対に必要なので、もう少し有効なボールポゼッションをできたら相手にも脅威を与えられるのではないかと感じました。
2人ともJリーグで二桁ゴールを達成している実力者同士なので、ハマれば得点を量産してもらえると思います。
まず一点。取って欲しいですね!
次の試合に期待です。
ダブルボランチについて
今節の試合はセジョン選手と山本選手のコンビで先発。
富士ゼロックススーパーカップや開幕戦で用いていた4-3-3の方が共存する可能性が高いと思っていましたが、4-4-2のダブルボランチで揃って先発しましたね。
二人ともボールを触って試合のリズムを作っていきますが、意外とタイプの差も見えるようになってきましたね。
セジョン選手の方が後ろでボールを握り、サイドチェンジなど大きいパスを好む印象で、山本選手の方が縦パスや裏へのパスを狙う頻度が多いのかなと感じました。
もちろんプロなので状況に応じた選択をされているとは思いますし、山本選手の方が前めでプレーしていたため必然的にそのようになったのかもしれませんが、上記のような印象を受けました。
FWとの動きがあまり合っていなかったからか二人からのパスで崩すシーンなどはあまり見られず、フィットしていたとは言い難いですが、インターセプトを狙ったり守備も含めて頑張っていたとは思うので、また見てみたいコンビだなとも思いました。
交代選手について
- 宇佐美選手
-
後半頭から途中出場。レアンドロペレイラ選手に変わって入ったが、意欲的にボールに絡んでいるシーンが多く、昨シーズンより前のポジションで受けようとするプレーが多くなったような気がします。
実際にゴール前でのチャンスに絡めているシーンもありました。しかしあと一歩でゴールは奪えませんでした。
とりあえず1点。PKでも泥臭いゴールでもなんでも良いので得点を決めて喜んでいるところを見たいです。
1点取れば勢いに乗ってくれるはずなので、次節こそゴールを奪って欲しいです! - 井手口選手
-
山本選手に代わって出場。得意のボールを狩るシーンは減っていて、本領発揮はまだのようでした。
イケイケの井手口選手が待ち遠しいです…。 - 小野瀬選手
-
チアゴ選手に代わり本職の攻撃的な右サイドで出場。
中目のポジションを取ってFWと絡んだり、ライン側で仕掛けたり幅広いプレーを披露。 - 福田選手
-
倉田選手に代わって出場。最初は左MFで途中から左SBへ変更。
プレー時間は短かったが、ここ数試合で右より左の方がやりやすそうと改めて感じました。
攻撃的なポジションをやるならもっと相手DFを抜き切れる力強さが欲しいところです。 - 一美選手
-
黒川選手に代わって出場。本職ではない左MFでプレー。
なかなか本職のFWで勝負できていないが、慣れないポジションでも爪痕を残して欲しいです。
Next Match に向けて
今節は柏相手に悔しい敗戦となりました。
無失点連続記録も2試合で途絶え、開幕から無得点も4試合続いてしまったので、次節の鳥栖戦では挽回に期待です。
鳥栖は今シーズン調子がよく、失点が少ないチーム。
ホームに関しては失点していないようなので、ここで次こそゴールを奪って、勢いに乗りたいですね。
過密日程にはなりますが、どんな形でも勝ち点3をもぎ取って、順位をあげられるよう応援していきたいと思います。
次節に期待です。