【J1 第8節】G大阪 VS 福岡 @パナスタ

ガンバ大阪を愛するものとしては待ちに待ったホーム開幕戦。

今シーズン未だゴールもなく、勝利を収められていないガンバとしてはサポーターが見守る中で、勝利し喜びを分かち合いたいところです。

前節の広島戦から中三日で次節の柏戦も中三日に控える中でのホーム開幕戦となり、この過密日程をどう乗り越えるのかも、これから順位を浮上させるためにはキーになってきます!

そんな中で福岡戦は前節に続きシステムは4-4-2を採用。

ガンバ移籍後初先発のレアンドロ ペレイラ選手と宇佐美選手がツートップを組み、ボランチには広島戦で途中から攻撃のリズムを変えたチュ セジョン選手が入りました。

サイドバックにはJ1初先発の黒川選手が左に入り、小野瀬選手が再度右に入る形になりました。

トピック

新型コロナウイルスの影響で遅れてきたホーム開幕戦。今シーズン初勝利なるか![spbr]
ゼロックススーパーカップ以来得点のないガンバ。今季初得点なるか![spbr]
・セジョン選手、黒川選手、ペレイラ選手はリーグ戦初先発。好アピールなるか!

試合データ

Jリーグ ディビジョン1 第8節
パナソニック スタジアム 吹田
G大阪 VS 福岡
0 0
スコアラー
スタッツ
61% 支配率 39%
10(2) シュート 13(2)
12 FK 7
5 CK 4
0 PK 0

G大阪 福岡
Pos No 選手名 Pos No 選手名
GK 1 東口 順昭 GK 31 村上 昌謙
DF  3 昌子 源 DF 2 湯澤 聖人
5 三浦 弦太 4 カルロス グティエレス
8 小野瀬 康介 5 宮 大樹
24 黒川 圭介 22 輪湖 直樹
MF  6 チュ セジョン MF
6 前 寛之
10 倉田 秋 15 カウエ
14 福田 湧矢 16 石津 大介
15 井手口 陽介 29 吉岡 雅和
 FW
9 レアンドロ ペレイラ FW 9 フアンマ デルガド
39 宇佐美 貴史 17 渡 大生
リザーブ
GK 25 石川 慧 GK 23 杉山 力裕
DF 13 菅沼 駿哉 DF
3 エミル サロモンソン
27 髙尾 瑠 13 志知 孝明
MF
29 山本 悠樹 39 奈良 竜樹
FW 18 パトリック MF 19 田邉 草民
20 一美 和成 25 北島 祐二
32 チアゴ アウベス 37 金森 健志
選手交代
後0分 倉田チアゴ 後20分 石津⇔田邉
後22分 ペレイラパトリック 後20分 吉岡⇔金森
後35分 宇佐美一美 後25分 湯澤⇔サロモンソン
後35分 小野瀬高尾 後33分 カウエ⇔志知
 後33分 渡⇔北島
警告
 後29分 カウエ
退場
   
監督
宮本 恒靖 長谷部 茂利
試合情報
試合会場 パナソニック スタジアム 吹田
入場者数 5604人
天候/気温/湿度 晴/15.1℃/49%
主審 池内 明彦
副審 越智 新次浜本 祐介
第4審判 上原 直人
VAR 村上 伸次
AVAR 東城 穣

マッチレビュー

ガンバ大阪先発フォーメーション

試合の流れ

引用:ガンバ大阪公式Instagram

前半はJリーグ初先発のチュ セジョン選手を中心にガンバがボールを持つ時間が多い展開で試合がスタート。
リズムよくサイドチェンジを織り交ぜたパス回しで試合を支配しました。

そんな中前半12分、ガンバのパス回しの流れから相手に一瞬ボールが渡ったが、ガンバ初先発となったレアンドロ ペレイラ選手が相手GKと一対一のチャンス迎えるも、かわしにかかったところでボールを触れられシュートを打てず、先制点とはなりませんでした。

その後もガンバがボールを支配する展開で試合が進み、相手にボールが渡った際も、昌子選手と三浦選手のCBコンビを中心に安定感ある守備を披露し、お互い決定的なシーンはなく前半終了。


後半に入っても大まかな構図はガンバがボールを持つ展開で変わらなかったが、お互い決定的なシーンを演出。

福岡はクロスから渡選手のヘディングシュート。
ガンバはカウンターからの途中出場チアゴ アウベス選手が抜け出したシーンや宇佐美選手のパスに井手口選手が抜け出したシーンが最も決定的なシーンでした。

それでもお互いゴールネットを揺らせず、スコアレスドローで試合終了。

ガンバ大阪にとっては2試合連続無失点ではあるが、またしても今シーズン初ゴールは次節柏レイソル戦へお預けとなりました。

井手口選手100試合出場

試合前にはJ1通算100試合出場を達成した井手口選手のセレモニーが行われました。

ガンバ大阪でデビューしたのが2014年なので、既に達成してそうだったので意外ではありました。
海外移籍をしていた影響もあって今シーズンの達成となりました。

おめでとうございます。

昨シーズン終盤の離脱の影響もあるのか、ボール奪取する力やダイナミックなサイドチェンジや二列目から飛び出す動きなどが少し減っているような気がするので、もっと本来の力を発揮して完全復活してもらいたいですね!

これからの活躍にも期待しています!

初先発組について

今節の福岡戦では過密日程の影響もあってか、ガンバでのJ1初先発となった選手が3選手いました。

チュ セジョン選手
引用:ガンバ大阪公式Instagram

前節の広島戦に途中出場でパスのリズムを変えた勢いを今節でも継続。
宇佐美選手や倉田選手ら攻撃陣からも信頼されパスを預けられていましたし、昌子選手や三浦選手らの守備陣からも積極的にパスを受け取りながら、試合をコントロールしていました。

徐々にコンディションも上がってきましたし、韓国代表の本領を出して、もっと活躍してもらいたいですね!

レアンドロ ペレイラ選手
引用:ガンバ大阪公式Instagram

今節は宇佐美選手とのツートップを組み、ガンバでの初先発。

周りの選手との連携も徐々に上がってきてはいるが、まだまだ本領は発揮できていない印象でした。

今節は相手GKとの一対一を制することはできませんでしたが、昨シーズン広島で15得点をあげた決定力をガンバでも披露してもらいたいですね。

動きはよくなってきていると思うのでこれからの活躍に期待ができます!

黒川選手

本職の左サイドバックでJ1初先発。
倉田選手や福田選手と左サイドでコンビを組み、フル出場しました。

落ち着いてプレーしていましたし、攻撃にも守備にも奮闘していた印象でした。
経験を積んでいけば、得点を演出していける雰囲気を感じましたし、日本代表クラスや韓国代表クラスのCB陣のサポートを受けながら守備も成長していければガンバの左サイドバックに定着できると思います。

これからの活躍に期待です!

センターバックコンビについて

引用:ガンバ大阪公式Instagram

開幕から3戦続けて昌子選手と三浦選手のコンビで形成。

試合を重ねるごとにどんどん良くなってきていると思います。

昌子選手は相手FWの前に入る動きや競り合い、ビルドアップ含めて安定感がガンバに来て最もコンディションが良いのではないでしょうか?
このパフォーマンスを続けていけば日本代表に返り咲く可能性も高いと思います。

三浦選手も昌子選手に負けじと相手FWとのデュエルに勝つシーンやシュートに対して体を張って守るシーンで貢献。

二人の好パフォーマンスのおかげで東口選手の出番がかなり少なくなってきているように思います。

キム ヨングォン選手や菅沼選手もいるので熾烈なポジション争いは続くとは思いますが、これからも後ろからチームを支えていってほしいです!

チームの課題について

引用:ガンバ大阪公式Instagram

このブログでも何回か出てきていますが、心配になることとしては未だゴールを決められていないことです。

私なりに課題だと感じるのはゴール前の崩しやカウンターの精度の低さだと思います。

今節はサイドチェンジが非常に目立っていて、相手も警戒していたように感じましたが、ゴールは真ん中にあるので、中央からも攻めていかないと点は取りにくいです。

真ん中の崩しを増やしていくためにはダイレクトパスを有効に使ったり、時にはミドルシュートで相手を引き出したりする必要があると思います。

FW陣は裏を狙う動きをしていてもパスを出せていなかったり、中盤からの飛び出しが少なかったりするように感じたので、そういった動きが増えてきたら必然的に点は入るようになるのではないでしょうか。

選手たちもコンディションはキツイとは思いますが、試合を重ねるごとによくなっていくと信じています!


引用:ガンバ大阪公式Instagram

あとはカウンターの精度を上げることです。
今節も何度かありましたがカウンターのチャンスを活かせていないように感じました。

バルセロナマンチェスター シティのような海外のどんなにパス回しに優れたチームでもカウンターは有効に使い、得点源にしています。

せめてシュートで終わるようにしないと、逆カウンターをくらったりして流れも悪くなってしまうと思うので、有効に使ってほしいと思いました。

カウンターが決まるようになると、遅攻も活きてくると思うので、攻撃の幅を広げる意味でも次節に期待します。

Next Match に向けて

ガンバ大阪を応援している人は皆が思っていることだとは思いますが、とにかくゴール、勝利が見たいです。

中三日の厳しいスケジュールですが、応援しているので、どんな形でもとりあえず今シーズン初ゴールから目指してほしいです!

守備面では安定しているとは思いますが油断はせず、引き締めてもらい、次節柏レイソル戦こそ勝ちましょう!