【J1 第18節】鳥栖 VS G大阪 @駅スタ
4月からリーグ戦再開して早くも4試合目。
ここまで1敗2分けと思い通りの結果を残しているとは言い難いですが、今節で鳥栖相手に勝利を収めたいところです。
鳥栖は今シーズンここまでホーム無失点で無敗と結果を残していますが、本来のガンバの実力を出せば、必ず勝てるはずです。
ここでしっかり勝利奪い、鳥栖の記録を途絶えさせて、勢いに乗りたいですね。
気になる先発は前節の柏戦では途中出場だった、宇佐美選手、福田選手、井手口選手、小野瀬選手が戻ってきました。
また奥野選手が今シーズン初先発初出場。井手口選手とコンビを組みます。
・相手は今季調子のいい鳥栖。今節で今季初勝利奪えるか![spbr]
・DF陣の奮闘に攻撃陣は応え、今季初ゴールを奪えるか![spbr]
・奥野選手が今季初出場。好パフォーマンスを披露できるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第18節 | ||
駅前不動産スタジアム | ||
鳥栖 | VS | G大阪 |
0 | 1 | |
スコアラー | ||
68分 | 宇佐美 貴史 | |
スタッツ | ||
49% | 支配率 | 51% |
13(3) | シュート | 5(2) |
6 | FK | 11 |
4 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
鳥栖 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 40 | 朴 一圭 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF |
3 | エドゥアルド | DF | 3 | 昌子 源 |
20 | ファン ソッコ | 5 | 三浦 弦太 | ||
24 | 飯野 七聖 | 24 | 黒川 圭介 | ||
47 | 中野 伸哉 | 27 | 髙尾 瑠 | ||
MF |
7 | 中野 嘉大 | MF |
8 | 小野瀬 康介 |
23 | 本田 風智 | 14 | 福田 湧矢 | ||
41 | 松岡 大起 | 15 | 井手口 陽介 | ||
44 | 仙頭 啓矢 | 17 | 奥野 耕平 | ||
FW | 8 | 林 大地 | FW | 18 | パトリック |
9 | 山下 敬大 | 39 | 宇佐美 貴史 | ||
リザーブ | |||||
GK | 1 | 守田 達弥 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 30 | 田代 雅也 | DF |
13 | 菅沼 駿哉 |
31 | 大畑 歩夢 | MF |
10 | 倉田 秋 | |
MF |
10 | 樋口 雄太 | 29 | 山本 悠樹 | |
15 | 酒井 宣福 | 34 | 川﨑 修平 | ||
22 | 小屋松 知哉 | FW |
20 | 一美 和成 | |
FW | 11 | 豊田 陽平 | 32 | チアゴ アウベス | |
選手交代 | |||||
後19分 | 中野嘉⇔小屋松 | 後30分 | 福田⇔川﨑 | ||
後19分 | 山下⇔酒井 | 後30分 | 宇佐美⇔倉田 | ||
後29分 | 仙頭⇔樋口 | 後47分 | 小野瀬⇔一美 | ||
後29分 | 中野伸⇔大畑 | ||||
後43分 | 林⇔豊田 | ||||
警告 | |||||
後16分 | 中野嘉 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
金 明輝 | 宮本 恒靖 |
試合情報 | |
試合会場 | 駅前不動産スタジアム |
入場者数 | 4512人 |
天候/気温/湿度 | 晴/11.8℃/40% |
主審 | 清水 勇人 |
副審 | 八木 あかね、川崎 秋仁 |
第4審判 | 吉田 哲朗 |
VAR | 柿沼 亨 |
AVAR | 岡野 宇広 |
マッチレビュー
試合の流れ
ガンバは前節と対照的にダブルボランチに井手口選手と奥野選手という守備的な二人を起用。
奥野選手は今シーズン初出場となりました。
なかなか点の取れないガンバは長年ツートップを組んでいる宇佐美選手とパトリック選手で打開を図りました。
そんな中迎えた試合では宇佐美選手にボールを集めながら攻撃を組み立て挑みました。
11分にはその宇佐美選手へ高い位置で奪ったボールを繋げて、ミドルシュートを打ったが、相手GK朴選手に触られゴールネット揺らせず、先制点とはなりませんでした。
対する鳥栖は13分に飯野選手が右サイドから切り込みミドルシュートを打たれるも枠外へ外れるシーンがありました。
25分にはガンバのチャンス。福田選手のクロスから小野瀬選手がコントロールし、左足でシュートを狙うも相手DFのブロックにあい、ゴールを外れゴールならず、スコアレスで前半を終えました。
後半は鳥栖のペースで試合がスタートしました。
序盤に中野嘉選手が裏に抜け出して東口選手の飛び出しで防いだシーンやスルーパスに抜け出した林選手に対して昌子選手のペナルティエリア内の見事なスライディングなどピンチに防いだシーンなどガンバにとってヒヤッとするシーンを迎えました。
それでもこの試合でも昌子選手を中心として気迫のこもったディフェンスで、乗り越えていきました。
昌子選手は試合をこなすごとに、プレーがどんどんよくなり、ワールドカップに出場していた頃のようなパフォーマンスを披露してもらえるようになり、番人のように見えます!(まろん家では時々映るベンチにいる菅沼選手が裏の番人ではないかという話になりますが…笑)
68分には鳥栖の攻撃を防いだガンバについに待望の先制点が生まれました!
相手DFがクリアしたボールを奥野選手が拾い、左サイドの福田選手に展開。
福田選手からゴール前に走り込んだフリーの宇佐美選手へ速いパスを送り、そのパスを宇佐美選手がピタッと足元に収め、右足を振り抜きゴールネットをついに揺らしました。
それまで朴選手の飛び出しやファインセーブに苦しめられていましたが、ついに牙城を崩し、ガンバの今シーズン初ゴールは宇佐美選手で、鳥栖の今シーズンのホーム初失点になりました。
その後は交代選手を入れながら攻勢を強めていく鳥栖に対して、ガンバも川﨑選手、倉田選手、一美選手を入れかえながら、最後まで一体となり守り切りました。
ガンバにとって2試合ぶりの無失点となり嬉しい今シーズン初勝利を奪いました。
エース宇佐美選手の活躍について
今シーズンのガンバ初ゴールを奪ったのは宇佐美選手。
取るべき選手がゴールネットを揺らしてくれました。
39番に変更した宇佐美選手は昨シーズンより明らかにボールに絡むシーンが増えて、消える時間が減ったように感じます。
きっと点の取れなかった期間も責任感の強い宇佐美選手は考え込んでしまった時間が多くなってしまったのではないでしょうか。
実際に今までで3本の指に入るくらい嬉しかったゴールとコメントを残していたそうです。
このゴールで吹っ切れて爆発してもらいたいですね!
余談ですが、今シーズンから宇佐美選手はスパイクをアディダスからアシックスに変更しています。
ガンバのユニフォームはここ数年アンブロです。
この試合ではそれに加えてトレードマークとなっているヘアバンドはアディダスを使用していました。
手袋はユニフォームと同じアンブロでしたが、3つのブランドを着用するのって珍しい気がしますが、どんな契約なのか少し気になりました。
ダブルボランチについて
セジョン選手と山本選手のボールを持つタイプの選手で組んだ前節とは対照的に今節ではボールを狩るのを得意とする井手口選手と奥野選手が先発。
奥野選手は今シーズン初出場となり、久々のJ1のピッチになりましたが、堂々とプレーできていたと思います。
得点にも絡めましたし自信になったのではないでしょうか。
過密日程が控えているので、またチャンスがあるはずなので、楽しみです。
井手口選手もボールを狩っている本来のシーンも増え始めてきましたので嬉しいです。
二人とも試合後のスタッツ上では13.4kmを走り、バランスを取りながらフル出場を果たしました。
走れる選手は宮本監督からも頼りにされるでしょうし、貴重なオプションにもなり得そうです。
Next Match に向けて
嬉しい今シーズン初勝利を収めたガンバ大阪。
まだ闘いは始まったばかりですが、苦しんだ分、喜びは大きいですね。
調子のいいチームを叩けたのは大きいですし、勢いに乗るチャンスだと思います。
この流れは継続しないともったいないですし、連勝目指して次の試合を迎えていきたいところです。
次はホーム清水戦。中3日と相変わらず厳しいスケジュールですが、勝ち点3を奪い、ホーム初勝利をしたいですね!