【J1 第10節】G大阪 VS 清水 @パナスタ
前節の鳥栖戦ではエース宇佐美選手に待望の嬉しい今シーズンのチーム初ゴールが生まれ初勝利を奪ったガンバ大阪。
勢いそのままにホーム初勝利といきたいところです。
相手は清水エスパルス。
昨シーズンまでセレッソ大阪を率いていて、今シーズンから清水へ移ったロティーナ監督のチームとの対戦となります。
気になる先発は右サイドバックに佐藤選手が入り、ボランチは井手口選手とセジョン選手が組みました。
FWは前節に続き宇佐美選手とパトリック選手で組み、連勝を狙います!
・前節についに今シーズン初勝利のガンバ。連勝なるか![spbr]
・佐藤選手がプロ初出場。アピールなるか![spbr]
・前節に続きツートップは"ウサパト"コンビ。2試合連続でゴールは奪えるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第10節 | ||
パナソニック スタジアム 吹田 | ||
G大阪 | VS | 清水 |
0 | 0 | |
スコアラー | ||
スタッツ | ||
54% | 支配率 | 46% |
13(1) | シュート | 13(3) |
9 | FK | 10 |
1 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
G大阪 | 清水 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 37 | 権田 修一 |
DF |
3 | 昌子 源 | DF | 2 | 立田 悠悟 |
5 | 三浦 弦太 | 18 | エウシーニョ | ||
16 | 佐藤 瑶大 | 21 | 奥井 諒 | ||
24 | 黒川 圭介 | 50 | 鈴木 義宜 | ||
MF |
6 | チュ セジョン | MF |
11 | 中山 克広 |
8 | 小野瀬 康介 | 13 | 宮本 航汰 | ||
15 | 井手口 陽介 | 16 | 西澤 健太 | ||
32 | チアゴ アウベス | 17 | 河井 陽介 | ||
FW | 18 | パトリック | FW | 9 | チアゴ サンタナ |
39 | 宇佐美 貴史 | 23 | 鈴木 唯人 | ||
リザーブ | |||||
GK | 25 | 石川 慧 | GK | 25 | 永井 堅梧 |
DF | 13 | 菅沼 駿哉 | DF |
5 | ヴァウド |
MF | 10 | 倉田 秋 | 29 | 森 直也 | |
14 | 福田 湧矢 | MF |
6 | 竹内 涼 | |
29 | 山本 悠樹 | 26 | 滝 裕太 | ||
34 | 川﨑 修平 | FW |
14 | 後藤 優介 | |
FW | 20 | 一美 和成 | 19 | ディサロ 燦シルヴァーノ | |
選手交代 | |||||
後17分 | チアゴ⇔倉田 | 後30分 | チアゴ⇔ディサロ | ||
後28分 | 佐藤⇔福田 | 後39分 | 奥井⇔福森 | ||
後28分 | セジョン⇔山本 | 後39分 | 鈴木⇔後藤 | ||
後42分 | 黒川⇔一美 | 後47分 | 河井⇔竹内 | ||
警告 | |||||
後21分 | 倉田 秋 | 前7分 | チアゴ サンタナ | ||
後44分 | 井手口 陽介 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
宮本 恒靖 | ロティーナ |
試合情報 | |
試合会場 | パナソニック スタジアム 吹田 |
入場者数 | 4819人 |
天候/気温/湿度 | 雨のち晴時々曇/12.2℃/66% |
主審 | 村上 伸次 |
副審 | 西尾 英朗、鈴木 規志 |
第4審判 | 武田 光晴 |
VAR | 池内 明彦 |
AVAR | 五十嵐 泰之 |
マッチレビュー
試合の流れ
前節初勝利した流れで連勝を勝ち取りたいガンバ。
スタメンには明治大学から加入のルーキー佐藤選手を本職ではない右サイドバックで先発起用。
宮本監督によるとスクランブル起用のようでした。
昌子選手と三浦選手の代表クラスのセンターバックに支えられながら、右サイドハーフに入った小野瀬選手を後ろから支える役割が求められましたね。
左サイドは黒川選手とチアゴ アウベス選手が組み、今節のボランチは井手口選手とチュ セジョン選手がコンビを組みました。
過密日程とあって、DFライン以外は割とローテーションで起用されています。
ツートップは前節から引き続き宇佐美選手とパトリック選手。
長年組んでいるコンビで得点を狙いました。
試合に入ると宇佐美選手が前節からの勢いをそのまま継続したパフォーマンスを披露してくれました。
下がりながら受けたり、前線に走り込んだりリズムを作りながらのプレーも魅せていた中、前半20分には相手DFのクリアボールを自ら拾い、ミドルシュート!
相手GKの権田選手も一歩も動けない程の強烈なシュートでしたが、惜しくも枠に嫌われました。
とても惜しかったです。
前半41分には井手口選手が魅せてくれました。
宇佐美選手のパスで裏に抜け出したパトリック選手が落としたボールを井手口選手のミドルシュート!
井手口選手らしい伸びるボールでゴールを狙いますが、ポストに当たり、こちらもゴールなりませんでした。
非常に期待の持てるシュートでしたが、惜しかったです。
後半に入ると清水がボールを握る展開が続き、ガンバはボールを持てない時間が続き苦しい時間でした。
それでも東口選手、昌子選手、三浦選手を中心になって危険なシーンもありましたが、0で守り抜きます。
連戦の疲れもあってか、今節は少し安定感が減っていました。
その後はお互い攻め合うシーンも続き、ガンバもゴール前の混戦から宇佐美選手が落としたボールを山本選手がコースを狙ったミドルシュートを狙いますが、わずかに左へ外れ、ゴールを奪えず、3試合ぶりのスコアレスドローとなりました。
試合後は特に宇佐美選手と井手口選手が悔しがっている表情が印象的でしたが、またしてもパナスタでの今シーズン初勝利はお預けとなりました。
佐藤選手プロデビューについて
いきなりのスタメンでのプロデビューとなりました。
頼りになる先輩に支えられながら、後半28分まで右サイドバックでプレー。
慣れないポジション、スクランブルでの出場、普通なら焦ったり緊張したりして、普段のパフォーマンスを発揮できなくてもおかしくはないと思いますが、かなり堂々とプレー出来ていたと思います。
DFラインでバックステップを踏みながらの対応でボールをカットされシュートまで持っていかれるシーンなどもありましたが、サイドでの競り合い、カバーリングやオーバーラップなど状況に応じた賢いプレーが光っていたと思います。
宮本監督好みの選手なんだろうなという印象でした。
これから右サイドでプレーしたりするのかはわかりませんが、センターバックは選手層も厚いのもあるので、十分にあり得るのではないでしょうか。
これからの成長に期待です!
攻撃について
今シーズンのゴールは未だに1得点と深刻な得点力不足に陥っているガンバ。
西野監督の頃の得点力を懐かしく思うサポーターも多いと思います…。
最近の課題としては攻撃のバリエーションが足りない点だと個人的には思います。
せっかくチュ セジョン選手や山本選手がサイドに展開したり、裏にパスを送ったとしても、中に誰もいなかったり、受けた選手をサポートする選手がいなかったり、攻撃が単調になってしまい、個の力で勝負するしかなくなってしまっているように感じます。
最近は宇佐美選手のキレが日に日に増していっていたり、ポジティブなこともありますが、個人技には限界があると思うので、個を活かすためにも、攻撃の連動がよくなっていくことはこれから必須になっていくのかなと思います。
メンバーを入れ替えながらであったり、コンディションが整っていなかったりなど理由は様々ではあると思いますが、とても期待しているので、また得点を奪って喜びたいなと思います。
離脱者について
4月の残りの試合は次節の名古屋戦のみとなりますが、離脱者も気になります。
一例にはなりますが、記載してみます。
髙尾選手は今節ベンチ外。コンディションが万全ではないという情報もあります。
長引くようであれば、ただでさえ選手層の薄いポジションなので大打撃になりかねません。
ヨングォン選手は韓国代表のキャプテンとして日本代表と闘っていた試合でしか見れていません。
万全ならどのような起用になるかはすごく楽しみです。
藤春選手も広島戦以来ベンチにも入っていないですので心配です。
黒川選手も日に日にJ1のスピードに慣れてきたのか、よくなってきていて、冷静に相手をかわすプレーや自分のプレーを出せてきていますが、選手層的にも戻ってきてもらいたいですね!
矢島選手も広島戦以来ベンチ入りしていません。
あまり情報がないですが、コンディションがよくないのでしょうか。
中盤のあらゆるポジションをこなせますし、離脱は痛いですね。
元気な姿を魅せてピッチを走ってもらえるのが待ち遠しいです。
個人的に復帰が待ち遠しいなと感じるのは小野選手です。
昨シーズン途中からの長期離脱中にはなりますが、熱いプレーで存在感を魅せつけてくれていましたし、いま最も必要な選手な感じがします。
ウェリントン シルバ選手も加入し、ポジション争いも激しくなると思いますが、確実に持ち味を発揮できれば、結果を残せる選手なので楽しみです。
Next Match に向けて
今節の清水戦は残念ながらスコアレスドローに終わり、連勝とはなりませんでした。
しかし、お互い強度の高い試合で見応えのある内容だったと思います。
守備は0で終われている試合は多くあるだけに攻撃陣には奮起して、ゴールを奪ってもらいたいです。
そんな中で迎えるのはアウェイ名古屋戦。
現在2位につける上に試合数の少ないガンバを除いて最も失点の少ないチームです。
11試合を闘ってわずかに3と堅守を誇ります。
簡単な相手ではないですが、前節2失点しているので隙はあるはずです。
そこをいかにつけるかがキーになってくると思います。
次こそ勝利できるように応援しましょう!