【J1 第7節】広島 VS G大阪 @Eスタ
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第7節 | ||
エディオンスタジアム広島 | ||
広島 | VS | G大阪 |
0 | 0 | |
スコアラー | ||
スタッツ | ||
50% | 支配率 | 50% |
15(4) | シュート | 8(2) |
11 | FK | 17 |
9 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
広島 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 38 | 大迫 敬介 | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF | 2 | 野上 結貴 | DF | 3 | 昌子 源 |
4 | 荒木 隼人 | 4 | 藤春 廣輝 | ||
24 | 東 俊希 | 5 | 三浦 弦太 | ||
33 | 今津 佑太 | 27 | 髙尾 瑠 | ||
MF | 6 | 青山 敏弘 | MF |
8 | 小野瀬 康介 |
8 | 川辺 駿 | 10 | 倉田 秋 | ||
10 | 森島 司 | 15 | 井手口 陽介 | ||
FW | 9 | ドウグラス ヴィエイラ | 29 | 山本 悠樹 | |
29 | 浅野 雄也 | FW | 18 | パトリック | |
37 | ジュニオール サントス | 32 | チアゴ アウベス | ||
リザーブ | |||||
GK | 1 | 林 卓人 | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 14 | エゼキエウ | DF |
13 | 菅沼 駿哉 |
15 | 藤井 智也 | MF |
6 | チュ セジョン | |
MF |
18 | 柏 好文 | 14 | 福田 湧矢 | |
25 | 茶島 雄介 | 21 | 矢島 慎也 | ||
41 | 長沼 洋一 | FW |
9 | レアンドロ ペレイラ | |
FW | 23 | 鮎川 峻 | 39 | 宇佐美 貴史 | |
選手交代 | |||||
後38分 | ジュニオール⇔エゼキエウ | 後16分 | チアゴ⇔宇佐美 | ||
後38分 | 浅野⇔柏 | 後23分 | パトリック⇔レアンドロ | ||
後41分 | 森島⇔長沼 | 後23分 | 倉田⇔福田 | ||
後38分 | 山本⇔セジョン | ||||
後38分 | 小野瀬⇔矢島 | ||||
警告・退場 | |||||
監督 |
|||||
城福 浩 | 宮本 恒靖 |
試合情報 | |
試合会場 | エディオンスタジアム広島 |
入場者数 | 8665人 |
天候/気温/湿度 | 曇/22.6℃/38% |
主審 | 佐藤 隆治 |
副審 | 山内 宏志、三原 純 |
第4審判 | 西山 貴生 |
VAR | 岡部 拓人 |
AVAR | 井上 知大 |
マッチレビュー
試合の流れ
約1ヶ月ぶりの試合となったガンバ大阪。
練習もままならなかった状況で調整が難しい中での試合となりました。
相手は今シーズン負けなしの広島とはいえ勝利を勝ち取り、勢いに乗りたいところでした。
待ちに待ったキックオフは、ガンバが富士ゼロックスと開幕戦で用いていた4-3-3ではなく4-4-2でスタート。
逆に広島は4-3-3でスタートとなりました。
試合序盤は比較的ガンバがボールを持つ展開でスタート。
ガンバ加入後パトリック選手との2トップの一角で初先発となったチアゴ アウベス選手が目立つ展開でした。
独特のテンポのドリブルで突破してファールをもらうプレーや簡単に味方にボールを預けるプレー、時には遠目からのミドルシュートなどでコンディションの良さをアピールしました。
今日は右MFで先発だった小野瀬選手もコンディションの良さをアピール。
昌子選手ら後ろからのフィードにタイミングよく抜け出し、右サイドを積極的に突破。
クロスから好機を演出するプレーを見せてくれました。(やはり小野瀬選手は前線で使ったほうが活きる!と妻は豪語しております。)
それでも決定的なシュートを打つことはできず、試合は進んでいった中、後半終了間際にピンチを迎えました。
相手コーナーキックからゴール前混戦の中でシュートを打たれるも東口選手が好セーブ。
こぼれ球も昌子選手が体を張って決定的なシーンを乗り越え、失点せず、前半は折り返しました。
しかし、後半は頭から広島ペース。
ガンバはボールを持たせてもらえず、縦に大きく蹴るのが精一杯の展開で試合が進みました。
広島左WGのジュニオール選手、右WGの浅野選手にサイドの突破や、中に切り込むプレーに手を焼くシーンや、インサイドハーフに入った川辺選手やアンカーの青山選手のシュートなど苦しい展開でした。
そんな中、打開するために宇佐美選手、レアンドロ ペレイラ選手、福田選手を投入するもガンバに流れを持ってこれなかったが、チュ セジョン選手、矢島選手を83分に交代出場したあたりからガンバに流れが傾き始ました。
チュ セジョン選手は開幕戦に続いて2試合目の途中出場となったが細かいパス、大きく展開するパスで試合をコントロール。
左サイドを宇佐美選手、福田選手、藤春選手らとの連携で崩すシーンが増えてきたが、得点を奪えるまでにはなりませんでした。
終盤はお互いシュートで終わったり、早いカウンターをする展開だったが、ゴールネットは揺らせず、スコアレスドローで終了。
特にガンバの選手は本当にきつかったと思いますが、最後まで得点を奪い、勝ち切ろうとする姿勢は観ている側にも伝わってきました。
きっと次の試合ではコンディションや試合感も上がってきて、もっとワクワクするような試合を魅せてくれるでしょう。
攻撃と守備に対する意識について
ガンバ大阪にとって他のチームは予定通り試合を重ねている中で、これからどのようにシーズンの試合を進めていくか注目を集める試合となりました。
昨シーズンは降格がなかった影響で、今シーズンは4チームが降格するというレギュレーション。
降格を意識したくはないが、どうしても1試合しかこなしてないため、降格圏に沈む中でのリスタートとなりました。
攻撃に重きを置くのか、失点をとにかく少なくなるように意識するのか、非常に難しい状況だったと思います。
攻撃に関しては前半や後半終盤はボールを持てる時間もあったが、相手を崩せたシーンはあまり多く出せませんでした。
個人的にはもっとポゼッションして得点を奪うシーンが観たいですが、練習できない時間も長かったことや過密日程になることを想定して、SBや中盤の上がりはいつもより少なく感じましたし、無理をしないようにしていたのではないでしょうか。
逆に守備は本当に集中していて、頼もしかったです。
昌子選手、三浦選手の両CBを中心に体を張った守備。東口選手の相変わらずの好セーブ。
藤春選手も中に絞ってブロックしたり、髙尾選手もジュニオール サントス選手相手に何度も突破を止めてくれました。
昌子選手も試合後のインタビューで述べていましたが、相当失点0を意識していたのは伝わってきましたね。
今は守備に重きを置く必要も強いかもしれませんが、徐々にコンディションや試合感が上がってきて、
まず一点取れたら、勢いに乗って、攻撃の時間も増えてきてどんどんよくなっていくと思います。
これからに期待ですね。
選手のコンディションについて
前にも述べましたが、選手のコンディションは大きな懸念材料でした。
しかし思ったよりは全体的に良かったと思います。
本当に難しい試合だったと思いますが、頼もしかったです。
終盤は頭から出ていた選手にとって、きつい時間だったと思いますが、
本当に最後まで走っていました。
皆がタイトルを目指しているのが伝わってきたし、今日は勝ちきれませんでしたが、
まずは次節、今季初のホームの試合で、勝利を目指していきましょう。
Next Match に向けて
次節は待ちに待ったホーム開幕戦。
3月の試合は全て中止になり、代替日などは決まっていなくて不安はあります。
それでも選手には決まっている試合に向けて調整して、いい試合をしてもらうしかないので、中3日という簡単ではない日程ですが、次は初勝利を目指して闘ってもらいたいです。
4月は難しい日程にはなると思いますが、無事スタートを切れたのはサポーターにとっても非常に嬉しいことです。
帰ってきたガンバ大阪にこれからも期待です。