【J1 第5節】仙台 VS G大阪 @ユアスタ
2連勝で迎えるアウェイ仙台戦になります。
18位に沈んでいる相手になるので、ガンバに寄せ付けないためにも、勝ち点3が絶対に欲しい試合となります。
ガンバは7月のリーグ戦の試合は3勝2敗で終え、勝ち越しできたことは自信にして、8月の初戦に臨みます。
復帰したばかりの髙尾選手の離脱の状況が気になるなど懸念材料はありますが、戦えない選手の分も今いるメンバーで勝利を目指します。
・アウェイ仙台の地で3連勝なるか![spbr]
・7月は勝ち越せたガンバ。8月の初戦はいかに![spbr]
・怪我人がまた出てしまったガンバ。今いるメンバーでどんな戦いを魅せるか!
試合データ
Jリーグ ディビジョン1 第5節 | ||
ユアテックスタジアム仙台 | ||
仙台 | VS | G大阪 |
0 | 1 | |
スコアラー | ||
35分 | パトリック | |
スタッツ | ||
55% | 支配率 | 45% |
15(3) | シュート | 12(6) |
7 | FK | 14 |
5 | CK | 6 |
0 | PK | 0 |
仙台 | G大阪 | ||||
Pos | No | 選手名 | Pos | No | 選手名 |
GK | 27 | ヤクブ スウォビィク | GK | 1 | 東口 順昭 |
DF | 13 | 平岡 康裕 | DF | 5 | 三浦 弦太 |
14 | 石原 崇兆 | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
16 | 吉野 恭平 | 19 | キム ヨングォン | ||
25 | 真瀬 拓海 | MF | 8 | 小野瀬 康介 | |
MF | 6 | 上原 力也 | 17 | 奥野 耕平 | |
7 | 関口 訓充 | 21 | 矢島 慎也 | ||
17 | 富田 晋伍 | 24 | 黒川 圭介 | ||
32 | 氣田 亮真 | 29 | 山本 悠樹 | ||
FW | 11 | 赤崎 秀平 | 39 | 宇佐美 貴史 | |
15 | 西村 拓真 | FW | 18 | パトリック | |
リザーブ | |||||
GK | 22 | ストイシッチ | GK | 25 | 石川 慧 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 | DF |
3 | 昌子 源 |
5 | アピアタウィア 久 | 26 | 柳澤 亘 | ||
MF | 26 | 加藤 千尋 | MF | 6 | チュ セジョン |
35 | フォギーニョ | 10 | 倉田 秋 | ||
FW | 29 | エマヌエル オッティ | 28 | ウェリントン シウバ | |
33 | フェリペ カルドーゾ | FW | 32 | チアゴ アウベス | |
選手交代 | |||||
58分 | 関口⇔加藤 | 63分 | 宇佐美⇔ウェリントン | ||
58分 | 石原⇔蜂須賀 | 67分 | 矢島⇔柳澤 | ||
67分 | 西村⇔カルドーゾ | 83分 | 奥野⇔チアゴ | ||
67分 | 氣田⇔オッティ | 83分 | 小野瀬⇔倉田 | ||
80分 | 上原⇔フォギーニョ | ||||
警告 | |||||
82分 | 富田 晋伍 | 21分 | キム ヨングォン | ||
69分 | ウェリントン シウバ | ||||
80分 | 東口 順昭 | ||||
退場 | |||||
監督 |
|||||
手倉森 誠 | 松波 正信 |
試合情報 | |
試合会場 | ユアテックスタジアム仙台 |
入場者数 | 4940人 |
天候/気温/湿度 | 晴/28.5℃/70% |
主審 | 荒木 友輔 |
副審 | 渡辺 康太、木川田 博信 |
第4審判 | 三上 正一郎 |
VAR | 山岡 良介 |
AVAR | 柿沼 亨 |
マッチレビュー
試合の流れ
今シーズン初めての3連勝を目指すガンバはこの試合でも先発メンバーを6人入れ替えて、仙台に挑みました。
ベンチメンバーには久しぶりにチアゴ アウベス選手が入り、移籍後初めて柳澤選手も入りました。
柳澤選手はベンチからJ1デビューのチャンスを伺います。
試合序盤は仙台がボールを握り、ガンバはカウンターでチャンスを狙う展開になりました。
そのガンバは13分、左サイドの裏に抜け出した宇佐美選手から中のパトリック選手にボールが出るも、このボールはシュートを打てずに、クリアされると、拾ったボールを山本選手が遠目から狙います。
しかし、このシュートは相手GK正面でした。昨シーズンプロ初ゴールを決めた地で積極的にゴールを狙っていきます。
対する仙台にも最初のチャンスを15分に与えてしまいます。
ペナルティエリアで西村選手がボールを持つと、ヨングォン選手と菅沼選手の間を抜き、ループシュートで東口選手を超えるボールを蹴られてしまいます。
しかし、このボールはヨングォン選手が間一髪でクリアしました。
25分にはコーナーキックでマイナスに蹴られたパスを関口選手がシュートを狙ってきます。
これは東口選手がキャッチ。デザインされたプレーでゴールを狙ってきます。
攻撃の手を強めてくる仙台は30分、西村選手から裏に抜けた赤崎選手にボールが出ると、赤崎選手の折り返しから、真瀬選手にシュートを打たれ、ゴールネットが揺らされてしまいます。
しかし、このプレーは赤崎選手がオフサイドと判定され、ガンバは間一髪失点を免れました。
得点のチャンスを繋げられなかった仙台に対してガンバはチャンスをしっかり掴みます。
35分、山本選手の右コーナーキックから、パトリック選手が打点の高いヘディングでゴールネットに突き刺し、ガンバが先制します!
ガンバは3連勝に向けて頼れる漢が仕事をしてくれました。
先制したガンバは37分に宇佐美選手のドリブルからのミドルなどでゴールを脅かしますが、得点は奪えず、前半を折り返します。
後半最初にチャンスを得たのはガンバでした。
49分、相手DFに競り勝ったパトリック選手が独りでゴール前まで侵入。
コントロールしたシュートを狙いますが、相手GKに防がれてしまいます。
チャンスを活かせなかったガンバは徐々に仙台の攻勢を受ける形を強められてきてしまいます。
50分には左サイドからのクロスに真瀬選手に合わせられると、ゴールをわずかに超えて、ガンバにとっては助かりました。
仙台は攻撃のカードを続々と切ってくると、ガンバも攻撃的なカードでウェリントン シウバ選手や倉田選手に加え、チアゴ アウベス選手を投入しました!
チアゴ アウベス選手は久しぶりの途中出場ながらも、持ち味の左足から鋭いミドルシュートや懸命な守備も披露してくれました!
さらに初めてガンバのベンチに入った柳澤選手が67分に右のウイングバックで入り、J1デビューを果たしました。
ガンバは途中出場のオッティ選手やカルドーソ選手にゴールを脅かされるシーンもありましたが、何とか無失点で乗り切り、1-0で勝利。
今シーズン初の3連勝を達成しました!
順位に変動はないものの、勝ち点を26に伸ばし、セレッソ大阪に並びました。
パトリック選手今シーズン5ゴール!
頼れる漢パトリック選手が、今節もゴールを取ってくれました!
チームトップスコアラーは得点のタイミングもバッチリで、今シーズンなかなか取れなかったコーナーキックからヘディングでの得点でした。
パトリック選手は守備でも貢献してくれてますし、今節フル出場。
過密日程の中コンディションには不安は残りますが、ストライカーとして残り試合も期待しかありません!
柳澤選手J1デビュー
ガンバにとって今のところ唯一の補強となっている柳澤 亘選手。
前節の髙尾選手の離脱もあって、非常に選手層の薄いポジションになっているだけに、貴重な即戦力になりはずです。
これまで大卒でJ2やJ3の岐阜と水戸でのプレー経験のみだったので、この試合で嬉しいJ1デビューとなりました。
インタビューを見てても賢そうな選手という印象です。
1-0という難しい展開での出番となりましたが、卒なくこなしてくれました。
チームに馴染んできたら、早めの先発デビューもあるかもしれないので、チームメイトや監督・コーチのサポートを受けながら、馴染んでもらいたいですね!
チアゴ アウベス選手久しぶりの公式戦出場
今節の試合では5月9日に行われた13節の川崎戦以来のベンチ入りとなり、83分に途中出場を果たしました。
ウェリントン シウバ選手が加入したあたりから、チアゴ アウベス選手にとって苦しい時間を過ごしていますが、腐ることなく、チームのために闘ってくれました。
相変わらず、左足から繰り出されるボールには期待感を持てますし、これから出番があれば、活躍しようはあると思うのですが、松波監督の采配はどうなるでしょうか。
Instagramの投稿は少し物議を醸していますが、チアゴ アウベス選手のガンバでの活躍にも期待です!
Next Match に向けて
連戦の中、非常に苦しい展開にはなりましたが、なんとか勝ち点3を持ち帰ることに成功しました。
ギリギリのオフサイドで失点を免れた直後に、コーナーキックからゴールを奪い、逃げ切る昨シーズンの宮本体制のような勝ち方ですが、今はとにかく結果が大事です。
暑い中、選手たちは必死に闘ってくれるのは伝わってきます。
"勝ち"というこれ以上ない薬を持って、次節はホームに横浜F・マリノスを迎え撃ちます。
いつの間にかガンバより消化試合が1試合少ないですが、現在2位につけて好調です。
オリンピックの3位決定戦と日程が被るため、前田大然選手は不在になりますが、この試合から宮市亮選手が出場するかもしれません。
非常に脅威になってくる相手になりますが、同年代の宇佐美選手や昌子選手の活躍にも期待です!
これまでのマッチレビュー